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映画『アイム・スティル・ ヒア』ブラジルの元国会議員誘拐事件をもとに、愛する夫を探し求める妻の物語

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映画『アイム・スティル・ ヒア』が、2025年8月に公開される。

ブラジルの元国会議員誘拐事件を映画化

『アイム・スティル・ ヒア』場面カット|写真1

映画『アイム・スティル・ ヒア』は、ブラジルの元国会議員ルーベンス・パイヴァが軍事政権によって誘拐された、実在の事件をもとにした物語。ルーベンスの息⼦である作家マルセロ・ルーベンス・パイヴァによる書籍「Ainda EstouAqui(日本未発売)」を原作に、『セントラル・ステーション』や『モーターサイクル・ダイアリーズ』で知られるブラジルの名匠ウォルター・サレスが監督を務めた。

主人公は、突如愛する夫を奪われた、ルーベンスの妻エウニセ。彼⼥がどのようにして⾃らの喪失と絶望に打ち勝ち、時代の潮流に逆らってまで⽴ち上がったのか、その勇姿を描き出す。

映画『アイム・スティル・ ヒア』あらすじ

『アイム・スティル・ ヒア』場面カット|写真2

1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。

愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。しかし、その過程で彼女自身もまた軍に拘束され、数日間にわたる過酷な尋問を受けることに。極限の状況の中でなお、彼女は沈黙を貫き、夫の行方を捜し続けた。自由を奪われ、愛する人の消息も知らされぬまま、それでもエウニセは諦めなかった。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす力へと変わっていく——。

主演はフェルナンダ・トーレス

映画『アイム・スティル・ ヒア』で誘拐された夫を探し求める妻、エウニセを演じるのは、サレス作品の常連であるフェルナンダ・トーレス。また、フェルナンダ・トーレスの実母であり、サレスの映画『セントラル・ステーション』にも出演したフェルナンダ・モンテネグロがエウニセの老年期を演じる。

本作は、第81回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞したほか、第97回アカデミー賞ではブラジル映画として史上初めて作品賞にノミネート。主演女優賞、国際長編映画賞を含む3部門に名を連ねた。

【作品詳細】
映画『アイム・スティル・ ヒア』
公開時期:2025年8月
監督︓ウォルター・サレス
脚本︓ムリロ・ハウザー、エイトール・ロレガ
出演︓フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ
⾳楽︓ウォーレン・エリス
撮影︓アドリアン・テイジド
原題:Iʼm still here

©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma

Photos(2枚)

『アイム・スティル・ ヒア』場面カット|写真1 『アイム・スティル・ ヒア』場面カット|写真2

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