ロンドンファッションウィーク中に発表された、フョードル ゴラン(Fyodor Golan)の2013-14年秋冬コレクション。映画「BELLE DEJOUIR(昼顔)」をインスピレーション源に、大人の女性へと成熟してゆく少女の複雑な心の揺れをデザインに落とし込んだ。
ファーストルックは、肩から裾にかけてなだからに広がるラッフルがエレガントなミニドレス。ベースとなるモノトーンカラーが落ち着いた雰囲気を醸 しながらも、オレンジやスカイブルー、レッドなど鮮やかな色彩が瑞々しいまでの少女の若さを表現している。
薄いオーガンジーを用いたり、カッティングで肩を大胆に見せるなど、肌の露出は多め。アラベスクやアメリカ画家のJ.S.sargentsの絵画 を用いたフラワープリントといった幻想的なパターンと組み合わされることで、セクシーなだけではない少女のあどけない魅力をのぞかせた。