エンダースキーマ(Hender Scheme)は、2020年7月28日(火)、渋谷の新商業施設「レイヤード ミヤシタ パーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」に、直営店「スキマ」をオープンする。
エンダースキーマが商業施設内に直営店を出店するのは初。「スキマ」の3店舗目となる今回は、屋上公園やホテル、様々なショップが並ぶ「レイヤード ミヤシタパーク」の一角にオープンし、革小物をメインとしたコレクションを並べる。既存の2店舗とは全く異なる雰囲気で、わずか7坪の“隙間”にギュギュっとエンダースキーマの魅力を閉じ込めたような店舗だ。
オープンに際しては、メダリオンで“渋谷”の文字をあしらった「shibuya cheak」と、ナチュラルカラーのバッグ「red cross bag」を先行で発売。なお、これらはオフィシャルオンラインショップでも2020年8月4日(火) 12:00より取り扱われる。
「shibuya cheak」は、ドレスシューズを製作する視点で生まれたミュール「cheak」をベースに製作。クリーンなフォルムのアッパーのトゥにあしらわれた“渋谷”のメダリオンと、シングルウェルト製法によるすっきりとしたシルエットが特徴だ。カラーは、ベジタブルタンニンレザーのナチュラルと、ドレスシューズで使用するスムースレザーを採用したブラックを展開する。
巾着型のショルダーバッグ「red cross bag」は、オリジナルモデルではピッグスキン・スエードだが、今回は“natural”のスムースレザーを用いた。ピッグレザーは、薄くて軽く、それでいて丈夫。サイズは、スモールとビッグの2種となっている。
同店では、バイプロダクト=副資材を用いたプロダクトライン「left to right」を、豊富なラインナップで展開。ブランド開始当初より続く同ラインは、靴やバッグなど数々の革製品を手掛けるエンダースキーマが、その制作過程で出た切れ端などを使用して、新たなプロダクトをつくるという持続可能な取り組みだ。
ブックカバー、ペン、コースターなどに加え、封筒や壁に掛けられるレザーポケットなど、同店限定プロダクトも登場する。
メインで展開される革小物は、充実の品揃え。バッグや財布、カードケース、キーリング、そして遊び心溢れるうちわや風車といった雑貨など、自分用にはもちろん、プレゼントにも喜ばれるアイテムが並んでいる。
「science vase:化瓶」は、実験器具にレザーを組み合わせて、そのプロダクトに新たな存在価値を見出すという考えのもと誕生した。エンダースキーマならではのベジタブルタンニンレザーを纏った、フラスコやビーカーなどのガラス容器は、花器やオブジェといった新たな道具に化ける。
2020年秋冬コレクションの新作シューズも店頭に登場。エンダースキーマが毎シーズン1型ずつ新たに展開している「manual industrial products」の新作や、ゴムコーティングのカウレザー、バケッタレザー、ネオプレーン、ナイロンなどをパズルのようにあてはめた「plover brogue」など、一部のシューズも販売。