2020年秋は「和コスメ」に注目!?デパコス・プチプラの2020年秋新作・限定コスメをチェックしてみると、“日本文化”や“和スイーツ”など、和を意識したコスメが盛りだくさん。和モダンなメイクが楽しめるおすすめ「和コスメ」をまとめて紹介する。
2020年秋和コスメの代表格といえるのが、RMK(アールエムケー)の“美人画”モチーフのアイシャドウパレットだ。真っ赤なパッケージには、ポーランドのアーティストが描く“美人画”をのせて。パレットにセットされた4色は、浮世絵師や女性たちの着物あそびにインスピレーションを得て、江戸の流行色をイメージしたもの。RMKには珍しい深みのあるカラーラインナップとなっている。
同じく、RMKから登場したパウダーアイシャドウとペンシルリップが一つになったWライナーも、和コスメを象徴するピース。花魁などが使用した煙管(キセル)をモチーフにした、細く長いボディが印象的で、メイクする仕草までも色っぽくみせてくれる。各カラーには“くりかわ茶”“せん茶いろ”など、キュートな和ネームがついているので色選びも楽しくできるはず。
SUQQU(スック)人気の4色アイシャドウ パレット「SUQQU デザイニング カラー アイズ」も、今季は和モダンにアップデート。かんざしなどのアクセサリーにあしらわれている、小さな柄入りのガラス玉「蜻蛉(とんぼ)玉」をイメージして“ちらちらと金箔が輝く”限定色をデザインした。
SUQQU(スック)の新作リクイド リップも、和をインスピレーションに生まれたもの。リップスティックがまだ生まれていない時代、固形の紅を取り、薬指(紅差し指)で“紅を差していた”女性たちの仕草から着想を得たユニークなアイテムだ。ふんわり霞がかった仕上がりの「フォグ」としっとりとした艶感の「グロウ」、2つの質感で登場する。
NARS(ナーズ)史上初の日本限定コレクションとして登場した、アイシャドー パレットは“東京&京都”から着想したTHE和コスメ。パレット名も「TOKYO」「KYOTO」と名付けられ、NARS史上初めての真っ白なパッケージで展開される。バターのようになめらかなテクスチャーのアイシャドーは、ひと塗りで鮮やかに発色。
リンメル(RIMMEL)のほんのり甘い“ショコラの香り”が楽しめるアイシャドウからは「和菓子」をテーマにした新色がラインナップ。「あずきミルクショコラ」と「きなこラテショコラ」とキュートな名前がついたパレットは、いずれも重くならないブラウンカラーで、こなれた“和モダンルック”を演出してくれる。
また、リンメル(RIMMEL)史上人気No.1リップからも“和菓子”に着想した新色がラインナップ。「いちご大福」「あんずようかん」「ほうじ茶プリン」をモチーフにしたキュートなリップは、ふっくらボリューミーで艶やかな唇に仕上げてくれる。
”美人画モチーフ”のアイシャドウ パレットや“煙管”風Wライナーなどを展開したRMK(アールエムケー)は、ベースメイクも和モダンにアップデート。江戸時代に流行したおしろい「江戸桜」をイメージしたフェイスパウダーは、肌全体をトーンアップして、色っぽい透け感のある仕上がりを叶えてくれる。
シュウ ウエムラ(shu uemura)人気のクレンジング オイルシリーズに加わる新作も、和を感じるアイテム。日本で古くから親しまれてきた“ゆず湯”にヒントを得た、心地よいシトラスの香りがポイントだ。クレンジング オイルにも高知県の柚子から抽出した柚子エキスを配合している。
デュオ(DUO)のクレンジングバームからも、和のエッセンスをプラスした限定品がラインナップ。“備長炭”を使った独自のブラックパウダーを配合した真っ黒なクレンジングバームは、メイクだけでなく、古い角質や毛穴汚れまでもすっきりとオフしてくれる。
和スイーツなどを展開する祇園辻利(Tsujiri)のオーガニックソープは、“抹茶・煎茶・ほうじ茶”とこだわり宇治茶を使用した和コスメだ。和菓子のようなシックで落ち着きのあるパッケージも注目。
ボタニスト(BOTANIST)のシリーズ最高峰ヘアケアラインとしてスタートした「ボタニスト プレミアム」は、“和”の成分に着目したシャンプー&トリートメントを展開。葛・小豆・ダイズなどの和素材を保湿成分、ボタニカル成分として使用したヘアケアは、潤いあふれるまとまりやすい髪へと導いてくれる。
「ヘアレシピ 和の実」は“お米”に着目した新ヘアケアライン。“1,000粒に1滴しか採れない”とされる貴重なライスオイルを使用したシャンプー&トリートメント、洗い流さないトリートメントを展開する。中でも注目は“お米型”のヘアオイル。100%天然由来成分で仕上げたヘアオイルは、髪の内側まで超浸透し、しっかりと保湿してくれる。