ズッカ(ZUCCa)がブランド創立25周年キャンペーンの第一弾として、ショートフィルム『MEMORY OF AN ARTIST~芸術家の記憶〜』が制作。この短編映画は、世界的女優である菊地凛子が初監督かつ脚本、主演も務める記念すべき作品だ。
監督・菊地凛子の処女作となる今作は、幻想的な景色とズッカ2013年春夏コレクションのテーマ「Chambre de I'artiste:芸術家の住む部屋」が織りなす、魅惑的な映像作品に仕上がっている。
この短編映画の仕掛け人であるクリエイティブディレクターの千原徹也は、「単なるイメージムービーや、トレンドになっている女優さんを使うCMとは、また違う新しい試みにしたかった。本格的な短編映画により、ブランドのストーリー性を作品で表現しています」とコメント。
監督の菊地凛子は「主人公の芸術家である彼が作ったオルゴールの音が鳴らない、彼女と再会したらまた音を奏でる、というストーリー。『芸術家の部屋』という春夏コレクションのテーマを基に、部屋ってなんだろうと考えた時に、芸術家ならモノを作るときに伴う記憶があるだろう、という発想からタイトルを『記憶』としました。また人間にとって一番残っている記憶は最愛の者だ、というところからこの映画のストーリーができた。部屋に置かれた作品は、アーティストのドナルド(久山宗成)さんが作成したものです」と今回の映画の内容について語った。
今後、CABANE de ZUCCa 南青山、PASS THE BATON 表参道で開催されるポップアップストアでの上映を皮切りに、ズッカの全国11の店舗で上映される予定だ。