2013年5月21日(火)、東京・六本木のスペイン大使館でLoewe and JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS(ロエベ アンド ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン)と名付けられたコラボレーションコレクションのショーが開催された。
ゆらゆら帝国の『ラメのパンタロン』でショーはスタート。ルックはLoewe and JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのコレクションをベースに、ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソンのアーカイブ、ロエベ(Loewe)の2013-14年秋冬コレクションから構成された。「Bad Girls carrying Loewe」をテーマに、渡辺淳弥とロエベのクリエイティブディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが共にスタイリングを作り上げたものだ。
今回のコラボレーションは渡辺が良いレザー工場を探していたタイミングと、「コラボレーションの相手は優れた技術を持った工場であるべし」というポイントが合致し、実現したものだという。
刈り上げ、逆立てたモヒカンヘアのモデルたちが数人同時に入場し、ショー会場のフロアを練り歩く。ロエベならではの滑らかなレザーによるパッチワークのスカートやシャツ、レザーとデニムの切り替えのパンツなど、ハード&カジュアルなコンビネーションがコレクションを象徴する。
またタータンチェックやドットのパッチワークがコレクション全体に散りばめられた。デニムはメンズがブラック、ウィメンズがブルーで展開されている。スカートからのぞく引き裂かれたレギンスやローゲージのニット、ほつれた風合いのツイードのコートがパンキッシュなムードを盛り上げた。
本コレクションはロエベの公式Webサイト(www.loewe.com)で5月末から6月16日(日)までの期間、コレクションアイテムを特別にプレオーダーできる。店頭では、9月より全世界40ヵ所で発売開始予定。ドーバーストリートマーケット(Dover Street Market)やロエベブティック、ニューヨークのセレクトショップJefferyなどで販売される。