![fashionpress[ファッションプレス]](/img/common/logo_0119_1928.svg){kind=logo}
ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)の2021-22年秋冬コレクションが発表された。
「URBAN BEIGE」をテーマに掲げた今シーズン。現代の洋服にも多用されている“ベージュ”にフォーカスし、都会的でフレッシュなコレクションを提案する。
たとえばオリエンタルな花柄を落とし込んだ着物には、グレイッシュなベージュを用いてモダンな佇まいに。グラフィカルな瓦のパターンは、淡いパープルとピンクに近いベージュのパステルカラーで表現することで、軽快なムードを纏わせた。
そんなナチュラルなコレクションにエネルギッシュなアクセントをプラスするのは、大胆に咲き誇る花々や威厳のある動物など生命力溢れるモチーフ。花柄と無地を合わせた着物には、大輪の牡丹が咲く帯を合わせて。牡丹のモチーフを落とし込んだストライプ柄の着物には、同系色の小花柄の帯を合わせ、不思議と統一感のある華やかなスタイリングに仕上げた。
一方、動物のモチーフは帯やバッグに登場。ワニ・ヘビ・カエル・カメレオンなどを落とし込んだクリーチャーパターンは、オレンジやブルーのポップなカラーを用いて帯にデザイン。大阪城の天守閣に施されているレリーフから着想を得たという虎のモチーフは、帯に加え、クラッチバッグやショルダーバッグにもあしらった。
メンズは、ハットレーベル「イリエ(IRIE)」とのコラボレーションハットを用いたスタイリングを提案。ピンストライプ柄に箔をのせたリュクスな羽織には、ロングブリムのティアドロップ型ハットをコーディネート。深みのある赤色の着物は、ブラックのソフトハットと虎モチーフのショルダーバッグを合わせ、シックな印象に纏め上げた。
リンクをコピー
