アップル(Apple)のオーディオ製品、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッズ)」「AirPods Pro(エアポッズ プロ)」、完全ワイヤレスヘッドホン「AirPods Max(エアポッズ マックス)」、スマートスピーカー「HomePod mini(ホームポッド ミニ)」の2021年最新モデルを紹介。
「AirPods」は、アップル手掛ける完全ワイヤレスイヤホン。「AirPods」は2016年に第1世代が登場。以降、スマートなデザインと高い機能性で“世界で最も人気のある”ワイヤレスイヤホンとして世界中の人々から指示される一品だ。2019年に第2世代として1度目のアップデートが実施され、2019年にはハイエンドモデル「AirPods Pro」、ヘッドホンタイプ「AirPods Max」が同カテゴリーより発売。そして2021年に新たに第3世代の「Airpods」がリリースされた。
①ダイナミックヘッドトラッキング&空間オーディオへの対応
まず、第2世代までの「AirPods」との大きな違いが、「AirPods」を装着している人の頭の動きを感知するシステム“ダイナミックヘッドトラッキング”を搭載している点。そして同時に、空間全体の全方位からの音を再現する“空間オーディオ”の再生にも対応する。
“空間オーディオ”のまるで映画館やコンサートホールの様に全方位から音に包まれる壮大なオーディオ体験に、“ダイナミックヘッドトラッキング”はよりアクティブな要素を追加する。“ダイナミックヘッドトラッキング”をオンにして“空間オーディオ”を再生すれば、「AirPods」着用者が正面を向いてる状態であれば前方から音源が流れ、右に向ければ左側から、左に向ければ右側から音が聞こえる...といったような新感覚の音楽体験を楽しめる。
②フィット感を高めた新デザイン
また第3世代の「AirPods」は、よりフィット感を向上させた新たなデザインに改良。ちょうどよい角度に心地よく収まるデザインで、耳の中に音をダイレクトに届けてくれる。第2世代よりも軸部分を短くすることですきっりとしたビジュアルもポイントだ。
③より長くなったバッテリー駆動時間
第2世代と比較して約1時間長くなったバッテリー駆動時間も従来の「AirPods」より進化した点。音楽の再生時間は最大6時間、通話時間は最大4時間となっており、ケースを使った4回のフル充電を加えると、合計で最大30時間の再生が可能となっている。なお、第3世代より「AirPods」は、MagSafeによるワイヤレス充電にも対応する。
アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」は、「AirPods」とは異なる新たなデザインと機能で登場。サイズの異なる3つの柔いシリコンイヤーチップが付属しており、柔軟に変形する形状で快適な装着感と優れた密閉性で、より没入感のあるサウンドを提供してくれる。新たに追加されたノイズキャンセリングなどの機能も魅力だ。
①環境ノイズを軽減する「アクティブノイズキャンセリング」
新たに搭載された機能の中で特筆すべきは、自由にオン・オフ出来る「アクティブノイズキャンセリング」機能。左右それぞれの耳とヘッドフォンの装着感に合わせて環境ノイズを軽減してくれる機能となっており、シーンを問わず音楽に没頭出来る環境を作り出してくれる。
②周囲の音やユーザー自らの声が自然に聞こえる「外部音取り込みモード」
周囲環境への注意が必要なランニング時や、通勤通学中の電車内で大事なアナウンスを逃したくない時などに便利な「外部音取り込みモード」も搭載。適度なノイズキャンセリングを有効にしつつ、オーディオが再生されている間も、周囲の音やユーザー自らの声が自然に聞こえるような状態に調整してくれる。
③没入感あるサウンド
「AirPods Pro」の内部には、クリアなサウンドを生み出す専用のハイダイナミックレンジアンプと、20Hzまでのリッチな低音と正確な中高音域オーディオを出力する歪みの少ないスピーカードライバを内蔵。また、音楽の低音域部分と中音域部分をリスナーの耳の形に合わせて自動的に調整してくれる「アダプティブイコライゼーション」機能も備えている。
「AirPods Max」はアップルが手掛ける完全ワイヤレスヘッドホン。「AirPods」シリーズの“シンプルで簡単なセットアップ”“高音質”“洗練されたデザイン”といった要素はそのままに、ヘッドホンならではのより原音に忠実でダイナミックなサウンドを再現する一品だ。
①ハイクオリティなサウンド体験
「AirPods Max」の最大の魅力であるハイクオリティなサウンドは、アップルが設計した40mm口径のダイナミックドライバによって実現。深みのある豊かな低音域、正確な中音域、明瞭で透き通った高音域の伸びにより、あらゆるジャンルの音楽もはっきりと聞き取ることが出来る。
②ノイズキャンセリングや空間オーディオなど先進的な機能
「AirPos Max」に内蔵する「H1チップ」には、毎秒90億回の演算処理が可能な10個のオーディオコアを搭載。「アダプティブイコライゼーション」「アクティブノイズキャンセリング」「外部音取り込みモード」「空間オーディオ」といった先進的なサウンド体験を提供する。
③大容量バッテリーによる長時間駆動
「AirPods Max」は、「アクティブノイズキャンセリング」と「空間オーディオ」を有効にしたままでも連続20時間駆動が可能な大容量バッテリーを搭載。旅先での使用でも安心だ。
アップルの「HomePod mini」は、2020年に初登場した音声アシスタント機能“Siri”を搭載するスマートスピーカー。高さ8.5cmほどの小さな見た目ながらパワフルな音楽再生、アップルの製品やサービスとシームレスに連携する多くの機能を搭載し、快適さと便利さをもたらす“スマートホーム体験”を提供してくれる。
①アップルミュージックなどを利用した音楽再生
「HomePod mini」はアップルミュージック(Apple Music)やポッドキャスト(Podcast)、アマゾンミュージック(Amazon music)などの音楽配信サービスと連携。スマートフォンやPCといったデバイスを介さずに膨大な数の音楽を楽しむことが出来る。
■360度方向の臨場感溢れるオーディオ体験
HomePod miniは、アップルが設計した“アコースティックウェーブガイド”を搭載。音の流れをスピーカーの底部に導き、底部から360度方向へ音を響かせることで臨場感あふれるオーディオ体験を実現している。小さなサイズ感からは想像出来ない、インパクトのある低音域とクリアな高音域によるパワフルなサウンドを再生する。