2013年9月28日(土)、ニール バレット(Neil Barrett)がパリファッションウィークにて2014年春夏コレクションを発表した。
1956年の発表以来、イームズの代表作となっているラウンジチェア。そのフォルムや質感を服に反映させつつ、クリーンでスポーティなコレクションに仕上げた。ちなみにニール バレットは、6月のメンズコレクションでもイームズがインスピレーションとなったクリエイションを発表している。
チェアの持つなだらかなカーブラインで切り取られた箇所のレザーに、木目調をプリント。体の上でもそのラインが美しく映るのだと証明した。バッグやシューズなどの小物類にも同様の試みが見られる。スケーター風のフィット&フレアなドレスは、下にアスレチックなスパッツを履いた着こなし。現地のショールームでは、スウェードのショートパンツの下にも同様にスパッツを重ねたコーディネートが提案されていた。
スウェットは、メッシュ加工を施した部分が実はファーで、単なるスポーツテイストで終わらせない意気込みを感じさせる。また、フェザーのアイテムは本物とシルクにプリントを施したトロンプルイユな物との二種類を用意。巧みに使い分け、時に混ぜ合わせれば、思わず「もっと見せて!」と言いたくなってしまう一着に。