アルゼンチン・ブエノスアイレス発のフレグランスブランド「フエギア 1833(FUEGUIA 1833)」の人気香水を特集。豊富な種類から、レディース・メンズにおすすめのフレグランスを厳選して、香りの特徴や値段とともに紹介する。また、実際に香りを試しながら香水を購入できる、六本木や麻布台、銀座の店舗情報もあわせてチェックしてほしい。
フエギア 1833は、2010年、ブエノスアイレスでジュリアン・ベデルにより創業されたフレグランスブランドだ。ベデルが愛する詩やタンゴ、あるいはパタゴニアの大自然、歴史、文化、人物などを着想源に、独自の物語性を織り込んだ香水を展開している。
原料にも極めて強いこだわりがあり、生産時に入手できる最高峰の天然原料のみを厳選して使用。そのため、すべてのフレグランスはリミテッド・エディションであり、クリスタルボトルにはシリアルナンバーが刻まれている。異なる時期に生産されたエディションごとに香りに“ゆらぎ”が生まれるのは、人工香料を用いず、植物由来の天然原料を使っている証だ。
フエギア 1833の香水は、100種を超える原料から作られている。その香りを表現するために、通常のフレグランスで使われる3段階の香りの代わりに、トニックノート・ドミナントノート・サブドミナントノートという独自のアコードを使用している。これは、そのフレグランスをもっとも特徴付ける香りを表しており、互いに相反する3種類の香りから構成される。
トニックノート:もっとも長く残り、余韻を奏でる香り。
ドミナントノート:香りに個性を与え、香水のテーマを表現する香り。
サブドミナントノート:つけた瞬間に漂い、第一印象を決める香り。
フエギア 1833の豊富なラインナップのなかから、人気の香水を8種類厳選して紹介。
「コモレビ(Komorebi)」は、幾重と重なる木の葉からこぼれ落ちた太陽の光“木漏れ日”をイメージ。繊細なチェリーブロッサムのフローラルノートに、アンバーグリスの甘く魅惑的な香りが交わるフレグレンスに仕上げている。
香り:トニックノート ムスク、ドミナントノート アンバーグリス、サブドミナントノート チェリーブロッサム
値段:100mL 41,800円、30mL 20,900円
「ムスカラ フェロ ジェイ(Muskara Phero J)」は、「フェロモンの模倣」をテーマに、肌に秘められた香りという個性を高めるフレグランス。アマゾンやアンデス地方の伝統医療に用いられていた催淫効果のある植物に着想を得たその香りは、身にまとう人の自然な香りと交わって、内からも外からももっとも自然なかたちで自身の魅力を引き出してくれる。
香り:トニックノート フェロモン
値段:100mL 42,900円、30mL 20,900円
「アグア マグノリアーナ(Agua Magnoliana)」は、2種類のエキゾティックなマグノリア(木蓮)“マグノリア・フラグランティシィマ、アマゾニア・マグノリア”に着想を得たフレグランス。マグノリアにジャスミンとサンダルウッドなどを組み合わせ、シトラスがアクセントを添える繊細なフローラルノートに仕上げている。
香り:トニックノート マグノリア、ドミナントノート ジャスミン、サブドミナントノート サンダルウッド
値段:100mL 39,600円、30mL 19,800円
「ダーウィン(Darwin)」は、『種の起源』で知られるチャールズ・ダーウィンのロマンと尽きることのない探求心が詰まったキャビンをイメージ。シダーウッドやベチバーのウッドノートに、グレープフルーツが爽やかさを添えてくれる。
香り:トニックノート シダーウッド、ドミナントノート ベチバー、サブドミナントノート グレープフルーツ
値段:100mL 38,500円、30mL 18,700円