「サロン ド パルファン 2022」が、2022年10月19日(水)より、伊勢丹新宿店 本館およびメンズ館にて開催される。
記念すべき開催10回目を迎える「サロン ド パルファン」は、国内外から多数のフレグランスブランドが集結する、国内最大級の香りの祭典。本館6階 催物場では約40ブランドを、メンズ館では約20ブランドを一堂に集め、多彩なフレグランスを取り揃える。
本館での注目ブランドは、2018年にフランスで誕生した日本初上陸ブランド「メゾン クリヴェリ(Maison Crivelli)」。創業者ティボー・クリヴェリの「香りの創作は体験から生まれる」という信念のもと、自身の体験や記憶に残るシーンを表現した香りが特徴だ。
たとえば「フルール ディアマンティン(Fleur Diamantine)」は、白い花々が咲き乱れるなかを歩きつつ、サフランのアイスクリームを食べた記憶に着想。サフランのクリーミーさを基調に、ネロリやジャスミンといったホワイトフラワーの香りが交わるフレグランスに仕上げている。
また、オーロラの空の下でアブサンを飲んだ体験に基づいた、アロマティックな香りにムスクの柔らかさが漂う「アブサント ボレアル(Absinthe Boréale)」や、スパイシーなシトラスにウッディな香りが溶けこむ「シトラス バティカンガ(Citrus Batikanga)」、森の中、薪のそばでチャイを飲んだ思い出に着想した「ボワ ダチャイ(Bois Datchaï)」など、個性的なフレグランスがラインナップする。
伊勢丹新宿店初登場となる「ブーディカ ザ ヴィクトリアス(Boadicea the Victorious)」は、2008年にイギリスで創立されたブランドだ。古代ケルト族に実在したとされる女王・ブーティカに着想を得ており、彼女の美しさや強さ、気高さを表現したフレグランスを提案。奥深く厚みのある香りはもちろん、緻密な装飾を施したボトルデザインもポイントだ。
およそ100にのぼるブーディカ ザ ヴィクトリアスのフレグランスから、今回は厳選したフレグランスなどを展開。なかでも人気の「ピュアパルファン ヴァリアント」は、花畑のような香りが広がるフルーティフローラル。また、「オードパルファン エンパイア」は、ジューシーなピーチ感を基調としつつ、ミドルノートにはローズ、ラストノートにはムスクが香る、官能的なニュアンスをプラスした。
さらに、女王・ブーティカの勇敢さをイメージし、シトラスと官能的なブルガリアンローズ、ベルガモットなどが高揚感ある香りを織りなす「オードパルファン ディケイド」を先行発売するほか、人気の香り4種をひとつにした日本限定のミニセット、リードディフューザー、そしてファブリック&ルームスプレーなども展開する。
“フレグランスマニア”必見のフレグランスブランドが、キリアン・ヘネシーが自身の名を冠した「キリアン(KILIAN)」。フレンチラグジュアリーブランドの先駆者である世界的なコニャックメゾンに生を受けたヘネシーが、その血筋に流れる才能とビジョンをパルファムの世界で開花した魅惑的な香りの数々を提案している。
今回はメゾン生誕15周年を記念し、キリアン自身が愛した希少な香料を配合したフレグランスを復刻。なかでも「ローズ ウード オードパルファム」は、貴重なウード(沈香)をローズによって華やかに表現し、ラグジュアリーな香りに仕上げた。