プラネタリウム施設「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」が、横浜市西区高島・横濱ゲートタワーに2022年3月24日(木)オープン。
横浜市西区高島に新たに建設される「横濱ゲートタワー」は、みなとみらい21中央地区58街区に位置し、横浜駅からみなとみらい21への玄関口となる複合ビル。そこに開業する「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は、都会のオフィスビルにありながら、少し贅沢な気分で自然を満喫できるグランピングのような「星空」体験を提供する。
「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」には、LEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を導入。現在主流となっているプロジェクターによる投映方式とは異なり、自発光するLED素子を利用した映像システムで、高輝度、広色域により、かつてない臨場感と美しい星空を実現する。
今までは表現が難しかった、抜けるような青い空や海、真っ赤な夕焼け、キラキラと輝く星空なども美しく再現され、今まで以上に本物に近い空の風景の中で没入感を感じられる。
4席限定のプレミアムな「プラネットシート」はチェック。宇宙空間に身を預けるように、リラックスした形でプラネタリウムに没入でき、新しいプラネタリウムの世界を体感することができるはずだ。
「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は、姉妹館である東京・有楽町の「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」と同様に、カフェ「カフェ プラネタリア(Cafe Planetaria)」とギフトショップ「ギャラリー プラネタリア(Gallery Planetaria)」が館内に併設されている。
「カフェ プラネタリア」のドリンクや軽食は、ドーム内に持ち込みも可能なので、プラネタリウムを楽しむお供としても最適。また、「花を贈るように星空を。」をコンセプトとする「ギャラリー プラネタリア」には、お土産にはもちろん、自分へのプレゼントにもぴったりの星や銀河を連想させるアイテムを取り揃えている。
都会にいながら緑を感じられる「横濱ゲートタワー」に合わせ、ロビーは地球上の緑や自然を感じられるデザインを採用。中へ進んでいくと、やがて宇宙空間を感じさせるドーム内へいざなわれるという、一連の空間づくりがなされている。また、老舗アロマブランド「生活の木」とのコラボレーションにより、ロビー空間には星明かりの森をイメージしたオリジナルアロマが優しく漂う。
オープンに際して初めて上映される作品は、姉妹館である満天NAGOYAで人気のアニメーションプラネタリウム「 Dog Star 君と見上げる冬の星座たち」。人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』で知られる岡田麿里が脚本を担当する同作では、冬の星座をきっかけに瞬きだす主人公2人の友情を描く。日本初のLEDドームシステムを導入したコニカミノルタプラネタリウムならではの映像表現で、青春ストーリーを星空と共に楽しむことができる。
主人公2人の声優には、島﨑信長と内田雄馬を起用。主題歌には、ボカロPバルーンこと須田景凪が主人公たちをイメージして書き下ろした 「終夜(よもすがら)」が採用され、物語の世界観を彩る。なお、コニカミノルタプラネタリウムの公式YouTubeでは、「終夜」のスペシャルムービーが公開されている。
星の好きな少年・晄介は、高校受験に失敗。
不本意に通うことになった滑り止めの学校で、陸上部の夏樹と出会う。
華やかで賑やかな夏樹の輝きを、苛烈に輝く1等星のシリウスになぞらえる晄介。
存在感の薄い2等星の自分とは違うのだと……しかし。瞬く星たちの運命は、がらりと変化する。
オープニング記念として、LEDドーム初となる“写真OK”のプラネタリウム作品「Space Voyage #ファインダー越しの私の宇宙」も公開。本作では、“映える”宇宙の観光スポットをめぐる宇宙旅行気分を堪能でき、本編上映後にはドーム内を自由に移動できる撮影タイムが設けられる。ナレーションは俳優の磯村勇斗が務める。