松戸競輪場が「第63回日本選手権競輪(G1)」開催にむけ場内スタッフのユニフォームを一新した。実はこのイメージチェンジにCFDが協力し、会員デザイナーにデザイン画を公募し、稲葉みちよ氏(MICHIYO INABAデザイナー)と荒川眞一郎氏(SHINICHIRO ARAKAWAデザイナー)のデザインが採用された。
両者の手がけたデザインともに「これからのユニフォームはオシャレでなくては・・・」と思わせるデザイン。
稲葉氏が手掛けた窓口女性のユニフォームは、広めのスタンドカラー、ウエストをシェイプさせたチュニック丈のすっきりとしたデザインが特徴。自転車をイメージしたシルバーグレーに空色のコンビネーションカラーでエコ・スポーツをアピール。ウエストはベルトでサイズ調整可能、Tシャツでもブラウスでも着用できるようなネックラインにするなど女性ならではの配慮が各パートに生かされていて、スポーティーな中にもエレガントさが漂うユニフォームに仕上がっている。
荒川氏が担当したのはブルゾン、接客服、警備服の3種類のデザイン。競輪マークを全面にプリントしたブルゾンは、街で着られるバイシクルウェアのテイストを入れ込みむことで、カジュアルとスポーティーを持ち合わせた斬新でシャープなデザインに仕上がった。 接客を担当する女性の制服にはポスターカラーのパープルを使用。荒川氏独特のテーラードのような襟が途中で消えるデザインをベストに取り入れ、ブラウスにはサイクリングのプロテクションを連想させるパッチを施すなど、シンプルながら凛としたイメージ。 警備服はサイクリングのプロテクション機能を思い起こさせるパッチを肩と肘に施したテーラードジャケットで、従来の警察官のような雰囲気から紳士的な印象へと変わった。
2名のデザイナーによるユニフォームは3月2日から開催される「MATSUDO G1」からお披露目される。