フランス・パリ発のフレグランスブランド「エイトアンドボブ(EIGHT & BOB)」が日本再上陸。2022年2月11日(金)より、ノーズショップ 新宿などで取り扱いがスタートする。
1937年にフランス・パリでブランド化した「エイトアンドボブ」は、パリの貴族アルバート・フーケが、その執事フィリップと共に自分自身のために作り上げたフレグランスブランド。フランス旅行中にアルバートと出会い、その香りに魅了されたのは、若かりし日のジョン・F・ケネディだ。帰国後に彼が「8つの香水を私に、そしてもう一つを弟のボブに」とアルバート宛に手紙を送ったというエピソードが、ブランド名の由来となっている。
ブランドを象徴する名香として知られるのは、ジョン・F・ケネディやハリウッドスターたちにも愛された「ジ・オリジナル」。トップにスパイス感のあるカルダモンとピリッとしたレモンをブレンドしたピンクペッパー、ボディに20世紀パリを思わせる甘くフルーティーでウッディなラブダナム、そしてベースには洗練された香りを引き立たせるアンバーとサンダルウッド。当時のパリの社交界を魅了したという、本物のエスプリの効いたアイコニックな香りとなっている。
このほか、若きケネディとアルバートの出会いの地である南仏コート・ダジュールの夏をイメージした「キャップ・ダンティーブ」、エジプトの圧倒的な景観とエキゾチックな芳香を表現した「エジプト」、異国へ旅立つ友のためにプロヴァンスの春の美しさを凝縮した「シャン・ドゥ・プロバンス」など、それぞれに印象的な物語がある香りが用意されている。
創設者のアルバートは、ブランド化からわずか2年後に不慮の自動車事故でこの世を去り、すぐに第二次世界大戦が本格化。邸宅がナチスに接収される事態になるものの、執事フィリップが中をくり抜いた本に香水とレシピを隠すという機転を利かせたことで、数十年後にそれを発見した子孫が香水を復元。大統領と貴族の友情の香りは、長い歴史と数奇なエピソードの数々を経て現代に蘇った。
エイトアンドボブ(EIGHT & BOB)
発売日:2022年2月11日(金)
取扱店舗:ノーズショップ 新宿、ノーズショップ 公式オンラインストア
価格帯:オードパルファム 30ml サイズ 9,350円、100ml サイズ 23,100円〜