原泰久による人気漫画『キングダム』が初の舞台化。2023年2月5日(日)から27日(月)まで東京・帝国劇場で上演され、その後、大阪、福岡、北海道公演が行われる。東京公演の一般前売チケット発売日は、2022年12月3日(土)。
紀元前、春秋戦国時代を描いた原泰久による人気コミック『キングダム』。作品には、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇帝となる若き王・政の2人の少年が〈史上初の中国統一〉を目指す姿が描かれている。
2006年に「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタートし、既刊66巻の累計発行部数は9200万部を突破。作者の原泰久は、『キングダム』がデビュー作でありながら、2013年には第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。
また、アニメ化もされている他、2019年4月には実写版映画『キングダム』、2022年7月には実写版映画第2弾『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開。さらに2023年7月には『キングダム 運命の炎』が公開される。
そんな『キングダム』の初の舞台化が決定。『キングダム』コミックス1〜5巻で描かれている、信が秦王・嬴政と手を組み、王弟から玉座を奪還するまでの「王都奪還編」を中心に、他巻のエピソードも盛り込みながら壮大な物語を届ける。シリーズの中でも特に涙を誘うストーリー展開に注目だ。
「歴史上初めての中華統一はたった二人の少年からはじまった」という『キングダム』のメインキャストには、帝劇のセンターポジションに初めて立つ4名の若手俳優が決定。
「信」を演じるのは、三浦宏規と高野洸の2人だ。2人ともミュージカル『刀剣乱舞』に兄弟役で出演した他、三浦は舞台『千と千尋の神隠し』にてハク役を務めるなど活躍を続けている。また、秦国王「嬴政」と、「漂」の二役は、『四月は君の嘘』で主演を務めた小関裕太とミュージカル『刀剣乱舞』に出演する牧島輝が演じる。
また、「河了貂」を川島海荷と華優希、「楊端和」を乃木坂46の梅澤美波と元宝塚劇団・男役の美弥るりかがWキャストで演じるほか、『キングダム』で絶大な人気を誇るキャラクター「王騎」は、帝国劇場で上演された数々の作品で主演を務めてきた山口祐一郎が担当する。
・信:三浦宏規、高野洸
天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年。
・嬴政・漂:小関裕太、牧島輝
「嬴政」は中華統一を目指す若き秦国王。「漂」は、信とともに天下の大将軍を目指す信の親友。
・河了貂:川島海荷、華優希
鳥のような藁の被り物を被る山民族の末裔。一人で乱世を生き抜いてきたが、信たちと行動を共にすることに。
・楊端和:梅澤美波(乃木坂46)、美弥るりか
山の民を圧倒的な力で率いる“山界の死王”。
・壁:有澤樟太郎、梶裕貴
秦軍の将にして昌文君の腹心。嬴政に忠誠を誓う。
・成蟜:鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)、神里優希
嬴政の異母弟。嬴政に対してクーデターを起こし、玉座を手にする。
・左慈:早乙女友貴
信や嬴政の前に立ちはだかる、王弟派の武将。“人斬り長”と呼ばれ、自ら天下最強を自負する。
・バジオウ:元木聖也
楊端和の“剣”と呼ばれる山の民の戦士。驚異的な身体能力と戦闘力を持つ。
・紫夏:朴璐美、石川由依
闇商人の女頭目。幼き日の嬴政を導く。
・昌文君:小西遼生
秦の文官で嬴政の一番の側近。敵の多い王宮で常に嬴政に忠義を尽くす。
・王騎:山口祐一郎
秦国六大将軍の一人。別格の存在感をもち、“怪鳥”の異名の通り謎めいた行動で嬴政派と王弟派を翻弄する。
・昭王:壤晴彦
約55年間、戦争に明け暮れ中華に夢を追い求め、“秦の戦神”として名高い王。政にとっての曽祖父。王騎が、「中華の唯一の王」となる夢を口にした政の姿に重ねた存在。
舞台『キングダム』
脚本:藤沢文翁
演出:山田和也
音楽:KOHTA YAMAMOTO
出演:三浦宏規、高野洸、小関裕太、牧島輝、川島海荷、華優希、梅澤美波、美弥るりか、有澤樟太郎、梶裕貴、鈴木大河、神里優希、早乙女友貴、元木聖也、朴璐美、石川由依、小西遼生、山口祐一郎、壤晴彦
※梶裕貴と鈴木大河は東京公演のみ。
※早乙女友貴は東京・大阪・福岡公演のみ。
原作:「キングダム」原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
製作:東宝
■東京公演
公演期間:2023年2月5日(日)~2月27日(月)
会場:帝国劇場
住所:東京都千代田区丸の内3-1-1
一般前売開始:2022年12月3日(土)
■大阪公演
上演時期:2023年3月12日(日)~3月19日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1
一般前売開始:2023年1月29日(日)
■福岡公演
上演時期:2023年4月2日(日)~4月28日(木)
会場:博多座
住所:福岡県福岡市博多区下川端町2-1
一般前売開始:<インターネット>2023年2月11日(土)10:00~
■北海道公演
上演時期:2023年5月6日(土)~5月11日(木)
会場:札幌文化芸術劇場 hitaru
住所:北海道札幌市中央区北1条西1
【問い合わせ先】
<東京公演>東宝テレザーブ
TEL:03-3201-7777