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小説『僕が愛したすべての君へ』アニメ映画化、乙野四方字原作“並行世界”描く『君愛』と2作同時公開

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乙野四方字の小説『僕が愛したすべての君へ』がアニメーション映画化。『君を愛したひとりの僕へ』とともに、2022年10月7日(金)より2作同日公開される。

⼄野四⽅字の原作小説『僕愛』『君愛』アニメ映画化

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真18

2016年6月に刊行された乙野四方字(おとのよもじ)の小説『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』は、“並行世界”を行き来することができる、同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリー。

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真8

それぞれ独立した物語だが、『僕愛』『君愛』2作両方を読むと、2つの世界が実は交差しており、お互いの世界を支え合っていることに気づく斬新な設定が隠されている。この内容がTikTokで紹介されたことで話題を呼び、累計発行部数28万部を突破した。

高校生の主人公・暦の物語を描く『僕愛』

『僕が愛したすべての君へ』では、高校生の高崎暦を主人公にストーリーを展開。暦はクラスメイトの瀧川和音からある日「85番目の世界から移動してきた」と告げられ、その“並行世界”では2人は恋人同士だったと言うのだが……?

主人公・暦は“声優初挑戦”の宮沢氷魚、一人二役に

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真12

■主人公・高崎暦…宮沢氷魚

両親が離婚し、母親と暮らす高校生。声優を務めるのは、本作が“声優初挑戦”となる宮沢氷魚。初主演映画『his』で数々の映画賞を受賞し、映画『騙し絵の牙』やNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』をはじめ多くの話題作に出演し、存在感を放つ俳優だ。『君を愛したひとりの僕へ』でも日高暦の声を担当し、並行世界上の“一人二役”を果たす。

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真2

宮沢は『僕愛』『君愛』の物語について、「パラレルワールドをテーマにした物語に惹かれました。僕も、自分が自分じゃない世界線や違うワールドにいる自分とどんな風に交わるのかとか、自分が今生きている毎日がすべてなのかと考えることが普段から結構多くて。それを自分の中でうまく整理したり、納得のいく説明ができずにいたのですが、原作と脚本を読んだ時に『こういう捉え方、理解の仕方がある』とすっと落とし込むことができました。暦、栞、和音の3人を軸に、彼らがどのように自分たちの人生を歩んでいくのかが見どころだと思いました。原作も脚本も気づけば何度も読み返すほど面白かったです」とコメントを寄せた。

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真14

■瀧川和音…橋本愛

暦と恋仲になるヒロイン。ある日突然、クラスメイトの暦に対して自分は85番目の並行世界から移動してきたと告げる。演じるのは、橋本愛。映画『桐島、部活やめるってよ』や『リトルフォレスト』シリーズ、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『西郷どん』、『⻘天を衝け』などに出演する実力派女優だ。

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真3

橋本は和音の役作りについて、「物語にはいろいろな世界の和音が登場するので、どの時間軸でどの和音を描いているのかを整理するところから始めました。役作りの軸は普段と変わらずでしたが、無意識下の意識のような深い部分で、全ての和音が繋がっているということは、常に頭の中に据え置いてアフレコに臨みました」と語った。

原作者・⼄野四⽅字の故郷である⼤分が物語の舞台に

『僕が愛したすべての君へ』場面カット|写真7

『僕愛』『君愛』の物語は、原作者・⼄野四⽅字の故郷である⼤分が舞台になっている。アニメーションならではの美しいタッチで再現された、実在する街並みや⾵景に注目だ。例えば、『僕愛』『君愛』の世界を繋ぐ場所として描かれている「昭和通り交差点」は、大分市の中心部にある交差点で、物語の鍵を握る重要な場所。また、『僕愛』の世界で暦が和⾳にプロポーズをした⼆⼈にとって思い出の場所として、⼤分市の住宅街を⼀望でき、街並みの奥には⻄ノ洲⼯場地帯を⾒ることができる「高台の公園」が描写されている。

主題歌は須田景凪の新曲「雲を恋う」

小説『僕が愛したすべての君へ』アニメ映画化、乙野四方字原作“並行世界”描く『君愛』と2作同時公開 | 写真

『僕が愛したすべての君へ』の主題歌は、須田景凪の新曲「雲を恋う」。キャッチーかつノスタルジックなメロディが、物語を彩る。

Photos(18枚)

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