約700年続く群馬県の歴史ある寺「宝林寺」が、一棟貸しの宿泊施設「テンプル ステイ ゼンソウ(TEMPLE STAY ZENSŌ)」を開業。2023年1月30日(月)、群馬県邑楽郡千代田町にオープンする。
「テンプル ステイ ゼンソウ」は、「宝林寺」の空き家となった離れを改装した一棟貸しの宿泊施設。都心から90分、手の込んだ日常の生活を通して心と身体を調える、現代版の“宿坊”だ。
宿の中は、業務用冷蔵庫付きのキッチン、シャワールームや洗濯機を完備したリビングの他に、仕切り可能な畳の部屋2つを用意した2LDKの構成。1人はもちろん、友人同士、家族(愛犬可)、合宿まで、様々な用途に活用できる。
空間デザインの重要なモチーフとなっているのは、◯△□の3つの形。□から1つ角が取れると△になり、全く角がなくなると◯になる、という禅の考え方をシンプルに表現したものだ。シンプルに◯△□を描いたロゴデザイン、鐘楼堂を望む円窓、◯△□の形をした客室のテーブルなど、施設内の随所にこのモチーフが散りばめられている。
季節の作物が実る庭には、現地の食材を楽しめるBBQ台やピザ窯を用意。生地から練って味わう焼きたてのピザ、静けさの中で囲む焚き火、あるいは火に当たりながらゆったり読書と、思い思いの時間を過ごせる。
なお、宿泊者は朝のお勤めに参加できるほか、テラスや本堂での座禅体験も予約可能。宿泊の際には、お寺ならではの活動も経験してみてはいかがだろう。
「テンプル ステイ ゼンソウ(TEMPLE STAY ZENSŌ)」
オープン日:2023年1月30日(月)
住所:群馬県邑楽郡千代田町新福寺704-7
人数:基本収容人数6名
※企業研修や合宿等の場合は8名まで対応可能。6名以上の予約の際は要問い合わせ。
料金:1人宿泊 8,000円〜 +清掃料金(1滞在あたり) 4,000円
※宿泊料金は予約サイトにより異なる。