チームラボは、2001年から活動を開始したアートコレクティブ。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、そして自然界の交差点を模索している、国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボが取り組んでいるのは、「アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索すること」。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまうが、チームラボではその「認識の境界」、そして、「自分と世界との間にある境界」、「時間の連続性に対する認知の境界」などを超えることを模索。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在するという考えに基づいている。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、メルボルンなど世界各地でアート展を開催。2027年末まで、東京・豊洲に超巨大没入空間「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM」を開催予定。2024年2月に、東京・麻布台ヒルズに「森ビル デジタルアート ミュージアム:チームラボボーダレス」を移転オープン。2025年10月、京都に「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」を開館。さらに、アブダビやジッダ、マカオでもミュージアム・大型常設展を開館しており、ハンブルクにも開館予定。
チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)に収蔵されている。