2010年、リード・クラッコフが自身の名を冠したブランドをスタート。2015年に自身のブランドは終了。
リード クラッコフ(REED KRAKOFF)は、アメリカのファッションブランド。
アメリカンスポーツウェアの伝統を存分に受け継いだ、実用性とフェミニンさ、機能性と美しさを兼ね備えもので、アメリカの気取らないエレガンスと自信を表現した、洗練されたコレクションを発表している。
元コーチ(COACH)のプレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのリード・クラッコフ(Reed Krakoff)がデザイン。レディ・トゥ・ウェア、ハンドバッグ、シューズを中心に展開。
2015年に自身のブランドは終了。2017年、リード・クラッコフは、ティファニーのチーフアーティスティックオフィサーに就任した。
リード・クラッコフ(Reed Krakoff)はアメリカのコネチカット州ウェストン出身。パーソンズ・スクール・オブ・デザインでファッションデザインの学位を取得。卒業後、ラルフ ローレンやアン クラインで経験を積む。
1992年、トミー ヒルフィガーでスポーツウェア部門ヘッド・デザイナーを務める。1993年からはマーケティング、デザイン&コミュニケーションズ担当。その後シニア・ヴァイスプレジデントに就任し、メンズコレクションのデザイン全般及び世界的なブランド・ポジショニングと広告展開を担当。
クラッコフの名前と彼の先駆的な才能がファッション業界に知れ渡り、1996年に米国きっての有名アクセサリー・ブランドであるコーチに引き抜かれ、シニア・ヴァイスプレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに就任。
1999年にはコーチのプレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに就任。
クラッコフは、ブランドの刷新とイメージの活性化を図り、さらにそのブランドヘリテージの継承とアメリカンファッションブランドとしての地位を確立させる立役者として活躍する。
その活躍から、アメリカファッション協議会(CFDA)より、アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーとして栄誉あるアメリカンファッション賞(American Fashion Award)を受賞。
2007年、CFDAのヴァイスプレジデントに選出される。
2013年、コーチを離れ自身のブランドにフォーカスすることになった。2015年、自身のブランド「リード クラッコフ(REED KRAKOFF)」を終了。
2017年、ティファニーのチーフアーティスティックオフィサーに就任。