1968年、「アンクライン」創業。
アンクライン(ANNE KLEIN)はアメリカのファッションブランド。
コンセプトは「タイムレスでモダンな、アメリカンクラシック」。ベーシックで洗練されたアイテムが中心。世界40以上の国で愛されている。アパレルを中心に時計なども展開。時計もアパレルのエッセンスを引き継いでおり、スタイリッシュでラグジュリアスなデザインが特徴。
創業者はアン クライン(ANNE KLEIN)。1923年、アメリカのニューヨークに生まれる。本名はハンナ・ゴロフスキ(Hannah Golofski)。専門学校であるトラファーゲン・スクール・オブ・ファッションでファッションを学ぶ。10代の頃からファッションのイラストを売り込む。
39年、ベン・クラインと結婚。48年に夫とともにジュニアソフィスティケーツ(Junior Sophisticates)を設立。55年にはコティ・ファッション・クリティック・アワードを受賞。
68年、2番目の夫のマシュー・ルーペンシュタインらとともに「アン クライン」を設立。
74年、アン クラインの死後、ダナ キャランがヘッド・デザイナーに就任。その後、ルイス・デロリオ、アイザック・フランコ、ケン・コフマン、パトリック ロビンソン、ナルシソ ロドリゲス(ダナキャランのアシスタントとして参加)など有名デザイナーが加わり、ブランドの再建を目指す。
75年、日本のタキヒヨー(Takihyo)社がアンクライン社を買収。アン クラインは、その後、キャスパーASL社を経て、ジョーンズ・アパレル・グループ(JONES APPAREL GROUP)の傘下に入る。
2006年、イザベル トレドがアン クラインのクリエイティブディレクターに就任。2007年秋冬シーズンからコレクションを発表。ファーストシーズンはコーデュロイの赤いコートタイプのドレス、パッチワークを用いたかのようなカシミアのセータードレスを発表して高い評価を得た。
2013年、日本市場から撤退。
ディフュージョンラインの「アンクライン・ニューヨーク」や「AK アンクライン」などに注力しており、よりカジュアルな方面に進める。
2019年、アン クライン(ANNE KLEIN)が日本再上陸。