2006年、デザイナーであるジェイソン・ウーがブランドをスタート。
ジェイソン ウー(JASON WU)はアメリカ、ニューヨークを拠点とするファッションブランド。
ジェイソン・ウーは、台湾で生まれ、バンクーバー、パリといった国際的な環境で育ったジェイソン ウーのコレクションは彼自身の様々な過去の経験からインスピレーションを受け、表現されている。モダンなイブニングドレスとオートクチュールのディテールを組み合わせることでロマンティックな世界観を表現しているのが特徴。また、写真家のリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)や、チャールズ・ジェームス(Charles James)、ジャック・ファス(Jacques Fath)のコレクションにも影響を受け、ラグジュアリーなファブリックを用いることによって女性の特徴である砂時計のようなシェイプを強調し、それを称賛している。また日々自分磨きを怠らない、洋服を完璧に着こなす女性に耳を傾け、そんな彼女たちがドレス姿でもリラックスできて若々しい印象になるようデザインに仕上げている。
ジェイソン・ウーは26歳にして、既に多くの功績を残している。ソーイング、パターン、マネキンを使いスケッチなどを学び始めた9歳の時に家族とバンクーバーへ引っ越し、高校生活の後半はパリへ留学、そこでファッションデザイナーになる決意をした。その後、ニューヨークで最も有名なファッション・スクールであるパーソンズへ入学し、ナルシソ ロドリゲスのもとでインターンを経験した。
2006年2月にニューヨークにてデビューコレクションを発表して以来、ジェイソンは今日の才能ある若手デザイナーの一人として注目されてきた。コレクションはアメリカ、シカゴにあるイクラム(Ikram)など高級ブティックにて販売されている。また、プレスやスタイリストを始め、数多くのセレブリティの間でも人気を集めている。
2008年1月にはファッション・グループ・インターナショナル(Fashon Group International) が主催するライジング・スター賞(Rising Star Award )を受賞。同年8月にはCFDA / ヴォーグファッション基金アワード (CFDA/VOGUE Fashion Fund Award) のファイナリストにも選ばれた。
2013年、ジェイソン・ウーが、ヒューゴ ボスの展開する「ボス(BOSS)」のアーティステック・ディレクターに就任した。
2016年秋冬から、シスターブランド・グレイ ジェイソン ウー(GREY JASON WU)がアメリカ・ニューヨークでデビュー。2017年春夏コレクションから日本で取り扱いをスタート。