スチュワート・スコットデイル(Stuart Stockdale)は1970年、イギリス生まれ。セントマーチンズのデザイン科とロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。
DKNY、ジャスパー・コンラン、ロメオ ジリ、J.クルーで経験を積む。
プリングルに入社し、2001年にヘッドデザイナーに就任。ここからプリングルが再度、ハイファッションのブランドとしてファッション界に返咲くよう改革を始める。
スチュワート ストックデイルの戦略としては、プリングル全盛の時代に多く使用されていたトレードマークのアーガイルチェック(アーガイル柄:菱形がつながった格子柄)とツイン・セットを中心としてデザイン展開を進めるた。このコレクションを、ロンドンのファッションウィークにて展示して、大きな話題となる。
こうして一度衰退しかけたブランドが復活、ストックデイルは結果的に、伝統的なニットメーカーを、伝統を基盤しながらも、ラグジュアリーなイメージを兼ね備えたブランドに変えた。
結果、マドンナ、ベッカム、ロビー・ウィリアムズを顧客につけ、プリングルブランドは全盛期の輝きを取り戻してゆく。2002年にロンドンのボンドストリートと東京・青山にショップを同時にオープンする。
2005年、プリングルのデザイナーを辞任。
その後、ホリデー&ブラウン(Holliday&Brownのネクタイのデザインを経て、ジャンポール・ゴルチエのオートクチュール部門でデザイナーとして活動。
2008年、イエーガーロンドンのデザインディレクターに就任することが決定。