DKNY(ディー ケイ エヌ ワイ)はアメリカ、ニューヨークを拠点とするファッションブランド。ダナ キャランのカジュアルラインとしてスタート。
創業者ダナ・キャランが自身の10代の娘のワードローブをイメージし、次世代のニューヨークスタイルを提案。キーワードは「モダン」「自信満ちている」「アイコン」「ニューヨーク」。
創業者のダナ・キャラン(Donna Karan)は1948年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。パーソンズ出身。在学中にアン クラインのアトリエに実習生として採用され、アシスタントデザイナーを務める。74年、アンの死と共にヘッド・デザイナーに抜擢。77年、「コティ賞」を受賞。81年、再度「コティ賞」を受賞。
1984年、アン クラインを離れ、ダナ・キャランは自身の最初のコレクションを制作。1985年、ダナ キャラン(Donna Karan)が自身の名前を冠したブランド「ダナ キャラン」を設立。ボディスーツ、テーラードジャケットなど現代の女性、シティスタイルに合ったファッションで一躍有名となる。
ダナ キャランのカジュアルラインとして1988年に「DKNY(ディー ケイ エヌ ワイ)」が誕生。1989年より展開スタート。
1990年には、ジーンズラインの「DKNY ジーンズ」、1991年「ダナ キャラン メン」、1992年、「DKNY メン」「DKNY キッズ」「ダナ キャラン・インティメンツ」等、次々とニューラインを発表した。
DKNYは日本では、1998年、ダナ キャランジャパンとオンワード樫山によって運営された。一時期は、日本全国に100店舗以上のDonna Karan New YorkとDKNYのインショップを抱えた。
2002年よりダナ・キャランの会社はルイ・ヴィトンのLVMH モエ ヘネシー・ルイ・ヴィトングループ傘下となっている。
2015年、パブリックスクール(Public School)のデザイナー・デュオである、マックスウェル・オスボーン(Maxwell Osborne)とダオイー・チョー(Dao-Yi Chow)がクリエイティブディレクターに就任した。