赤れんが郷土館(アカレンガキョウドカン)は、秋田県秋田市にある資料館。「赤れんが館」「新館」「収蔵庫」の3つの建物から構成され、明治期に建てられた「赤れんが館」は旧秋田銀行本店として機能していた建築物で、国の重要文化財に指定されている。

ルネッサンス様式を基調とした外観が特徴の「赤れんが館」の内部では、明治期の名残を残す銀行の設備を見学することが可能。また、木版画家・勝平得之や鍛金家・関谷四郎の生涯と業績を紹介する「勝平得之記念館」、「関谷四郎記念室」、郷土の民俗行事や芸能の保存を目的とした「秋田市民俗芸能伝承館」が併設されている。