企画展「浮世絵コンニチは タイカンする江戸文化」が、青森の八戸市美術館にて、2025年4月19日(土)から6月15日(日)まで開催される。
江戸時代に庶民のあいだで生まれた絵画の一大ジャンル、浮世絵。役者や女性、風景などを描いた浮世は、当時人気を集めていた物語、名所や装いなどを題材とし、それらを人々に広めるメディアの役割を担っていた。
企画展「浮世絵コンニチは タイカンする江戸文化」は、浮世絵に初めてふれる人も、より深く知りたい人も、浮世絵の新たな魅力に出会えることを目指した展覧会。浮世絵の始まり、絵師・彫師・摺師が協働で携わる制作過程、素材や技といった基礎的なことから、幾たびと描かれた風景、八戸のまつわる浮世絵まで、浮世絵を幅広い視点から紹介する。
本展では、八戸市美術館の近くに所在する私設のミュージアム「八戸クリニック街かどミュージアム」の作品を中心に、約200点の作品、版木や道具などを公開。歌川広重の《東海道五十三次之内 庄野 白雨》、歌川国芳の《双蝶々曲輪日記》、豊原国周の《江戸の花若手五人揃》、歌川国貞の《千年川音松》など、さまざまな浮世絵作品を目にすることができる。
企画展「浮世絵コンニチは タイカンする江戸文化」
会期:2025年4月19日(土)〜6月15日(日)
会場:八戸市美術館 ホワイトキューブ
住所:青森県八戸市大字番町10-4
開館時間:10:00~19:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:火曜日(4月29日(火)、5月6日(火・振)は開館)、5月7日(水)
観覧料:一般 1,000円(800円)、大学生・専門学生 500円(400円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体
※八戸市内および近隣町村(三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町)の65歳以上、障がい者手帳の所持者および付添者1名は半額
【問い合わせ先】
八戸市美術館
TEL:0178-45-8338