企画展「浮世絵展—隅田川でたどる江戸の暮らしと文化—」が、茨城県天心記念五浦美術館にて、2025年4月26日(土)から6月8日(日)まで開催される。
隅田川は、江戸時代には交通の要衝として栄え、周辺にはさまざまな暮らしと文化が花開いた。隅田川周辺の活気を今に伝えるのが、浮世絵だ。そこには、舟遊びや花見、花火、装いを楽しんだり、歌舞伎や相撲を観たりと、当時の人々が娯楽に興じる姿が描きだされている。
企画展「浮世絵展—隅田川でたどる江戸の暮らしと文化—」は、浮世絵を通して華やかな江戸文化を紹介する展覧会。人々の暮らしを捉えた歌川国芳から、町人の人気を博した歌川国貞、明治時代に活躍した月岡芳年や小林清親まで、約250点の作品を展示する。
本展では、江戸時代後半から明治時代にかけての浮世絵の隆盛を示す、個人蔵の作品を一挙公開。なかでも国芳の作品は、《当盛江戸鹿子 永代橋ノ景》など、100点超の出品となる。そのほか、歌川国貞の《江戸八景ノ内 隅田つゝみの晴嵐》や歌川広重の《東都名所隅田川 堤の花 同向島名所一覧》、小林清親の《向島桜》など、江戸文化にまつわる作品の数々を目にすることができる。
企画展「浮世絵展—隅田川でたどる江戸の暮らしと文化—」
会期:2025年4月26日(土)~6月8日(日) 会期中に一部展示替えあり
[前期 4月26日(土)~5月18日(日) / 後期 5月20日(火)~6月8日(日)]
会場:茨城県天心記念五浦美術館 展示室A・B・C
住所:茨城県北茨城市大津町椿2083
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
観覧料:一般 710円(590円)、満70歳以上 350円(290円)、高校生 470円(360円)、小・中学生 240円(180円)
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、指定難病特定医療費受給者証などの持参者および付添者1名は無料
※5月24日(土)は満70歳以上無料
※土曜日は高校生以下無料
【問い合わせ先】
茨城県天心記念五浦美術館
TEL:0293-46-5311