靖国神社は、東京都千代田区の皇居近くにある神社。1869年の創建当時は「東京招魂社」と呼ばれていたが、のちに改称され「靖國神社」となった。
明治維新における朝廷側の戦没者や、第二次世界大戦までの戦争で没した軍人らが祭神として祀られ、その数246万6千柱以上にのぼる。
本殿は1872年建立。鳥居は4基あるが、青銅製の第2鳥居が1887年建立と一番古い。境内にある1882年開館の遊就館では、祭神となった戦没者の遺書や遺品、軍事関係の資料などを収蔵し、展示している。
桜の名所としても有名で、境内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約400本の桜がある。また、ソメイヨシノの東京での開花日を決定するための標準木がある。
写真提供:千代田区観光協会