年末に差し掛かり、いよいよ紅葉を楽しめる時期がやってきた。本記事では、そんな秋だけの景色を楽しめる、千代田区の言わずとしれた紅葉の名所と、穴場スポットとして知られる!?隠れた名所を紹介していく。
東京駅からも徒歩圏内、“都会のオアシス”日比谷公園でも、秋だけの景色が楽しめる。約16万㎡の敷地の中には、イチョウやハナミズキ、イロハモミジなど、葉が黄色や赤色に美しく染まる紅葉樹が多く並ぶ。中でもオススメは、敷地内のテニスコートから、霞門へと抜けるS字型のイチョウ並木と、園内に3つある池の1つ「雲形池」の水面に映る紅葉だ。
北の丸公園は、皇居外苑内に位置する、旧江戸城の北の丸跡に造成された公園。園内の西側に位置する「モミジ山」という地帯には、イロハモミジやオオモミジが植えられ、紅葉ピーク時には、他の有名な紅葉名所にも負けない鮮やかさと美しさを楽しむことができる。
清水谷公園は、赤坂見附駅や永田町駅から近く、ビルの隙間にある公園。敷地の面積は小さいが、真っ赤に染まるモミジや、色づいたイチョウが美しく景色を彩ってくれる。都会の喧騒から離れて、ゆっくりと紅葉を楽しみたい人におすすめ。
靖国神社の大鳥居から本殿を結ぶ参道には、約240mにも及ぶイチョウ並木が続く。紅葉のピークには、地面いっぱいにイチョウの葉が広がり、まるで黄色のじゅうたんのような景色が一面に広がる。
国会議事堂の紅葉も、黄色く染まったイチョウが見物だ。正面の道路に並ぶイチョウ並木は、線対称に並べられ、国会議事堂ならではの厳かな雰囲気を感じることができる。
行幸通りは、皇居と東京駅を繋ぐ特例都道。普段は、中央部分は遊歩道として使われており、紅葉のシーズンには、道の両脇にイチョウ並木が鮮やかな黄色へと変化する。都会のビル群が並んでいる景色にも相性が良く、コントラストを楽しめる場所だ。
【詳細】
■日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
■北の丸公園
住所:東京都千代田区北の丸公園1-1
■清水谷公園
住所:東京都千代田区紀尾井町2ー1
■靖国神社
住所:東京都千代田区九段北3-1-1
■国会議事堂
住所:東京都千代田区永田町1丁目
■行幸通り
住所:東京都千代田区皇居外苑3番付近