新潟市新津美術館(NIITSU ART MUSEUM)は、新潟県新潟市の花と遺跡のふるさと公園内に1997年に開館した美術館。新潟県立植物園や古津八幡山古墳などと隣接している。
鉄道の要衝として発展してきた新津に建つ当館の正面玄関は、線路を除雪する機関車車両・ラッセル車がモチーフとなっている。エントランスから広がる白い大理石の階段状のアトリウムは、ロゴマークにも用いられており、新潟市新津美術館のシンボルとなっている。
2階には450平方メートルほどの展示室が2室あり、日本画や洋画など近現代の絵画、彫刻や写真、絵本原画、漫画やアニメーションなど、多様な展覧会を開催。アトリウムでは、インスタレーションによる展示のほか、音響効果を生かしたミュージアムコンサートなども行われている。また、2010年には、収蔵品を展示する常設コーナーを設置。2011年に博物館相当施設となった。
カフェや、ミュージアムショップも展開している。
また、展覧会会期中1~2回月曜日にも開館する「あいてマンデ~!」や、館内に音楽が流れ、子供との会話を楽しみながら美術鑑賞ができる「こどもタイム」、鑑賞中に専門スタッフが子供を預かる託児サービスなどの取り組みも実施している。