栃木市立文学館(トチギシリツブンガクカン/Tochigi City Literature Museum)は、栃木県栃木市にある文学館。栃木県内初の公立文学館として、2022年4月に開館。

栃木市ゆかりの作家である山本有三、吉屋信子、柴田トヨの3人を中心に、文学に関する展示や市史に足跡を遺した先人たちの紹介、旧栃木町役場庁舎に関する展示をおこなっている。また、市ゆかりの文学、美術、歴史に関する書籍などを備えたライブラリーコーナーも設置している。

近代洋風建築の建物は、1921年(大正10)に当時の栃木町役場庁舎として建てられ、2014年(平成26)まで町役場・市役所として使用されてきたものをもとに、建築当初の姿を可能なかぎり復原して活用。なお、この建物は2017年(平成29)に市の有形文化財に登録されている。