シアトルに暮らす主婦のバーナデット。夫のエルジーは一流IT 企業に勤め、娘のビーとは親友のような関係で、幸せな毎日を送っているように見えた。だが、バーナデットは極度の人間嫌いで、隣人やママ友たちとうまく付き合えない。かつて天才建築家としてもてはやされたが、夢を諦めた過去があった。日に日に息苦しさが募る中、ある事件をきっかけに、この退屈な世界に生きることに限界を感じたバーナデットは、忽然と姿を消す。彼女が向かった先、それは南極だった。
映画『バーナデット ママは行方不明』は、アメリカの作家マリア・センプルによるベストセラー⼩説『whereʼd you go Bernadette』を原作に、主演をケイト・ブランシェット、監督をリチャード・リンクレイターが務めたヒューマンコメディ作品。ケイト・ブランシェットは本作で、10度目となるゴールデングローブ賞ノミネート入りを果たしている。