ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)が、2014-15年秋冬コレクション発表した。
メインのカラーパレットは、ボルドー、グリーン、ネイビーをベースにしたシックな色調。プリーツやダーツ、シームを駆使して新しいシルエットを形成した。ボックスプリーツでコクーンのフォルムを作りだしたトップスや、胸ダーツから張りのある素材を挟み込み、構築的なディテールを加えたワンピースなど、立体的な表現を取り入れたアイテムが多く見受けられる。ミニマルでストイックなアイテムを中心に、リラックス感のあるシルエットまで幅広く構成された。
ムートンのように仕上げたボア、フェイクファーやアルパカシャギーといった柔らかい素材を用いて、表情に広がりを持たせている。さらに、生地にエナメルコーティングやボンディング加工を施すことで、ハリやツヤを表現した。
ジョン ローレンス サリバンは、2010年春夏コレクションよりレディースラインを展開しており、ブランドの代名詞となるテーラードの技術を駆使したシャープさが特徴的である。さらに、2014-15年秋冬コレクションでは足元をスニーカーでまとめたことにより、カジュアルダウンさせ、全体としてマニッシュな印象となった。