映画『ロスト・キング 500年越しの運命』が、2023年9月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
映画『ロスト・キング 500年越しの運命』は、ある歴史愛好家の主婦が英国王リチャード三世の真の姿を追う、実話をもとにした物語。この主婦が実は、500年もの間行方不明となっていたリチャード三世の遺骨の発掘の立役者なのである。
映画『ロスト・キング 500年越しの運命』では、リチャード三世の駐車場に眠る王を探すという信念を貫いたひとりの女性の人生を肯定する物語を描く。
主演は、映画『シェイプ・オブ・ウォーター』で主演を務めたサリー・ホーキンスが担当。別居中の夫はスティーヴ・クーガンが務める。そのほか、『天才作家の妻 -40年目の真実-』のハリー・ロイド、ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のマーク・アディが出演する。
フィリッパ・ラングレー…サリー・ホーキンス
息子とともに観劇したシェイクスピアの史劇により、英国史上稀に見る極悪人として名高いリチャード三世の既成事実に疑問を持った歴史愛好家の主婦。リチャード三世に心惹かれ、レスターを訪れたり、リチャード三世教会に入会して、様々な人物とコンタクトを取ってみたりと、彼の汚名を晴らすべく遺骨探しに没頭する。ひたむきにリチャード三世を追い求め、徐々に日常が豊かに変化していく。
リチャード三世…ハリー・ロイド
フィリッパが作り上げた“幻”としてフィリッパの目の前に現れるリチャード三世。フィリッパの心の声として、寄り添う。
監督は、『あなたを抱きしめる日まで』や『クィーン』など英国王室にまつわる映画を手掛けてきたスティーヴン・フリアーズ。脚本は、別居中の父親役を演じるスティーヴ・クーガンと、『あなたを抱きしめる日まで』でヴェネチア国際映画祭の最優秀脚本賞を受賞、アカデミー賞脚色賞にもノミネートされた際と同じく、本作でもジェフ・ホープと共に脚本を手掛ける。
フィリッパ・ラングレーは、職場で上司から理不尽な評価を受けるも、別居中の夫からは生活費のために仕事を続けるよう促され苦悩の日々を過ごしていた。ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したことで、彼女の人生は一変。悪名高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、彼の真の姿を探し求め、歴史研究に没頭していく。
【作品詳細】
映画『ロスト・キング 500年越しの運命』
公開日:2023年9月22日(金)
監督:スティーヴン・フリアーズ
脚本:スティーヴ・クーガン、ジェフ・ホープ
出演:サリー・ホーキンス、スティーヴ・クーガン、ハリー・ロイド、マーク・アディ
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
原題:THE LOST KING