超高層タワーの複合施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に、飲食を中心とした虎ノ門エリア最大級となるレストランフロアが2024年1月16日(火)より新たにオープンする。
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅に直結してオープンする「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、地上49階、地下4階、高さ約266mに及ぶ超高層タワー。2014年竣工の「森タワー」をはじめ、「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」に続く「虎ノ門ヒルズ」の新タワーだ。
タワー内の地下2階から地上7階にかけては、地下鉄駅前広場と一体となった商業施設となる。そのうちの4階は、虎ノ門エリア最大級のレストランフロアとしてオープン。本記事では、ダイニングエリアに集う和洋中の個性豊かな専門店全20店舗について紹介していく。
まずは「価格以上の満足感が得られる料理」として、1997年に登場したミシュランの賞“ビブグルマン”を獲得する名店や、予約困難な人気店をピックアップ。
たとえば、「ミシュランガイド東京2024」にてビブグルマンとして掲載された「falò(ファロ)」の姉妹店「ピュウファロ(falò+)」に注目したい。炭火焼きと発酵の技法を用いたメニューを取り揃え、中でもイタリア語で“豚の丸焼き”を意味する「ポルケッタ」は、虎ノ門店限定の新メニューとなる。
大阪の予約が困難な人気店「福島 もう利」の関東初出店店舗、創作和食店「虎ノ門 もう利」も見逃せない。鰹や昆布で出汁をとる和食をベースに、洋の食材や技法を大胆に取り入れた料理を提供している。「ウニ、キャビア、いくら、⽩エビの寿司」をコース料理の突き出しとして虎ノ門店限定で展開する。
「中華バル サワダ」は、「ミシュランガイド京都・大阪2018」に掲載されて以降、6年連続で1つ星を獲得している「中国菜 エスサワダ」のシェフ・澤田州平が手掛ける本格中華料理屋。日本では展開が少ないという「クリスピーチキン」や、低温調理したフォアグラを燻製し、イチジクのジャムと共にサンドした「フォアグラ最中」を味わえる。クリスピーチキンは、オリジナルソースやスパイスと共に味わうのがおすすめ。
次に、カジュアルに楽しめる人気店を紹介。気さくな店主が立つお店は、毎日でも通いたくなること間違いなし。
カジュアルにフレンチを楽しみたいなら、「ブラッスリー バイ プラン(BRASSERIE by plein)」へ。フレンチを中心に東京・京都で6店舗を展開するレストラングループ「プラン(PLEIN)」による新業態の店舗で、商業施設内に出店するのは初となる。全席カウンターの開放感あふれる店内では、贅沢にキャビアをトッピングした本鮪のタルトと、なみなみと注いだスパークリングワインのセット「泡キャビア」をリーズナブルな値段で味わえる。
イタリアの生ハムとワインの店“プロシュッテリア”をイメージしたイタリアン酒場「ランパダ」では、イタリア料理のワインのお供である「生ハムの盛り合わせ」だけでなく、イタリア・ピエモンテ州の郷土料理「ボリートミスト」をイメージした、肉の出汁で作る“イタリア版おでん”などを用意。ワインはもちろん、日本酒とのペアリングも楽しめるのが魅力だ。