福岡家庭裁判所跡地の再開発により新たな複合ビルが開業予定。同ビルは「インターコンチネンタル ホテル&リゾーツ」の新ホテルを中心とし、広場空間などが計画されている。竣工は2029年度を見込んでおり、2030年より開業予定だ。
福岡家庭裁判所の跡地は、福岡市の中心部に位置し、交通アクセスもよく、セントラルパークの正面に位置することから、新たな賑わいの創出拠点として再開発が見込まれていた場所。その場所を、広場と繋がる複合ビルとして生まれ変わらせる。
現在の計画では、外資系高級ホテルの「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」を誘致するほか、セントラルパークの賑わいを繋ぐ緑とアートの広場空間、ならびに眺望テラスを設けるという。また、下層にはオフィス、中層より上には高品質なレジデンスを建設予定だ。
なお、旧福岡家庭裁判所跡地は、財務省福岡財務支局において売却が検討されていた国有地であった。2024年1月18日(木)、野村不動産、東京建物、西日本鉄道、九電不動産が落札すると決定。今後、4社によって再開発を進めていくこととなる。
【詳細】
旧福岡家庭裁判所跡地開発計画
開業予定:2030年
竣工予定:2029年
所在地:福岡県福岡市中央区大手門1-114-1
階数:地下1階、地上23階
延床面積:48,400㎡
開発計画および施設計画:インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ、賑わい施設、眺望空間、オフィス、レジデンス