会場左側の本展第二部では、絵画・写真・建築・デザイン・映像といったジャンルを超えた約120点にもおよぶ作品を“万華鏡”のようなビジョンで表現。
日本のアートシーンを代表するアーティストに焦点を当て、横尾忠則が描いた国内外アーティストのポートレイトシリーズや、三宅一生による領域にとらわれない展示を展開。北野武によるカラフルで独創的な新作絵画の初披露、1から9までの数字を表示する回転灯で構成される宮島達男のインスタレーション「Time Go Round」の日本初展示などにも注目だ。
さらに写真家の杉本博司・森山大道・川内倫子、現代アートの巨匠である村上隆、前衛いけ花作家の中川幸夫、多彩な顔をもつアーティスト香取慎吾らの作品を紹介する。
とりわけ澁谷翔は、カルティエの依頼を受けて、絵画50点から構成される連作「日本五十空景」を制作。歌川広重の「東海道五十三次之内」にオマージュを捧げ、自ら47都道府県を訪れて毎日地方日刊紙の1面に空を描いた作品を公開する。
展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 — 美と芸術をめぐる対話」
会期:2024年6月12日(水)〜7月28日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は19:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(7月15日(月・祝)は開館)、7月16日(火)
料金:一般 1,500円、大学生1,200円
※高校生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等を提示。
※当日に限り総合文化展も観覧可。東京国立博物館で開催中の特別展については別途観覧料が必要。
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)