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ブルガリ過去最大規模の展覧会が国立新美術館で、“色彩の探求”傑作ジュエリー約350点が一堂に

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ブルガリ(BVLGARI)の展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が、東京・六本木の国立新美術館にて、2025年9月17日(水)から12月15日(月)まで開催される。

貴重なジュエリーから現代アートまで一挙公開

《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》
ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド
1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》
ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド
1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」展は、日本では10年ぶり、過去最大規模となるブルガリの展覧会だ。ブルガリを象徴する「色彩」に着目する本展では、ジュエリーの傑作約350点を一堂に集め、メゾンの足跡をたどるとともに、現代アート作品や没入型のインスタレーションも展開する。

ブルガリ、色彩の探求

《ネックレス》
プラチナ、エメラルド、ダイヤモンド
1961年 個人蔵
《ネックレス》
プラチナ、エメラルド、ダイヤモンド
1961年 個人蔵

ブルガリは、色鮮やかな宝石を大胆に使用することで、色彩豊かなジュエリーを創出したハイジュエラーであった。1900年代初頭、伝統的なハイジュエリーでは、色味を限定し、プラチナを用いた単色のデザインが好まれていた。しかしブルガリは1950年代、イエローゴールドにサファイア、ルビー、エメラルド、ダイヤモンドをセットした、大胆な組み合わせを提案。また、かつて半貴石と見なされてきたアメシストやターコイズなどに色彩の可能性を見出し、メゾンを象徴するカボションカットによって色彩の強さを表現したのであった。

色彩の効果

《「ビブ」ネックレス》
ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド
1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《「ビブ」ネックレス》
ゴールド、プラチナ、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド
1968年 リン・レブソン旧蔵 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

本展では、ブルガリがジュエリーの色彩にもたらした革新を、3つの章を通じて紹介。第1章では、色彩の効果の探求に光をあて、オレンジ色を帯びた水晶「シトリン」のブレスレット、サファイアやルビー、ダイヤモンドを大胆に配したバングル、エメラルドやアメシスト、ターコイズ、ダイヤモンドを組み合わせたネックレスとイヤリングのセットなどを紹介する。

色彩の文化的・象徴的側面

《「セルペンティ」ネックレス》
ゴールド、レッド、ブラックエナメル、ダイヤモンド
1970年頃 個人蔵
《「セルペンティ」ネックレス》
ゴールド、レッド、ブラックエナメル、ダイヤモンド
1970年頃 個人蔵

第2章では、色彩の文化的・象徴的側面に着目。蛇に秘めた力強さとエレガンスに着想した「セルペンティ」より、エナメル加工を施したネックレスを公開するほか、ダイヤモンドと7つのエメラルドを組み合わせた傑作ネックレス「セブン・ワンダーズ」を展示する。

色彩と光

《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》
ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド
1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《コンバーチブル・ソートワール=ブレスレット》
ゴールド、アメシスト、ターコイズ、シトリン、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド
1969年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

第3章では、とりわけシルバーやゴールドといった金属において、人々が色を知覚するさいに光が果たす役割を紹介。ゴールドにアメシストやターコイズなどをあしらったネックレスの傑作や、色彩を帯びた貴重なファンシーカラーダイヤモンドのジュエリーなどを目にすることができる。

現代アート作品や“イタリアと日本”にちなんだ出品も

《「富士山」ブローチ》
ゴールド、マザーオブパール、ポリクロームエナメル、ダイヤモンド
1972年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
《「富士山」ブローチ》
ゴールド、マザーオブパール、ポリクロームエナメル、ダイヤモンド
1972年頃 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

本展ではさらに、3人の現代アーティスト、森万里子、ララ・ファヴァレット、中山晃子による、「色彩」にちなんだ作品を公開するほか、イタリアと日本の関係にも着目し、古代ローマ神殿のファサードを模した《「テンプル」ペーパーウェイト》と富士山を表現した《「富士山」ブローチ》を特別出品する。

展覧会概要

展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」
会期:2025年9月17日(水)〜12月15日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:火曜日(9月23日(火・祝)は開館)、9月24日(水)
観覧料:一般 2,300円 大学生 1,000円 高校生 500円、中学生以下 無料
※障害者手帳の持参者および付添者1名は無料

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600

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