金沢21世紀美術館では、展覧会「コレクション展3」を、2025年2月1日(土)から5月11日(日)まで開催する。
2024年に開館20周年を迎えた、金沢21世紀美術館。その所蔵作品を紹介する大規模なコレクション展となる本展では、約4,200点におよぶコレクションのなかから、中園孔二、中川幸夫、保良雄など、12人の作家を紹介する。
本展では、2024年に新たに収蔵された、中園孔二(なかぞの こうじ)、保良雄(やすら たけし)の作品を収蔵後初公開。1989年に生まれた中園は、25歳で夭折するまで、約9年間という短い活動のなかで約600点もの作品を残した。会場では、初期から晩年までの作品10点を目にすることができる。
一方、1984年に生まれた保良は、多様な存在が他者と作用をし合いつつ、動的に均衡を取る様子を表現した作品を手がけてきた。2024年には、銀座メゾンエルメス フォーラムの展覧会「つかの間の停泊者」にも出展している。本展では、天気を予報するストームグラス、光エネルギーを動力に変換するラジオメーターを用い、生物の臓器を模したガラスの彫刻《cosmos》などを展示する。
また、会場では、300灯の電球を用いたラファエル・ロサノ=ヘメルの大型作品《パルス・ルーム》を、11年ぶりに公開。ロサノ=ヘメルは、電子テクノロジーや体の動きが直接作用する仕組みを用いたインスタレーションで知られている。《パルス・ルーム》は、金沢21世紀美術館の展示室に合わせて2006年に制作された作品であり、鑑賞者の心臓の鼓動が電球の明滅のリズムに変換されるものとなっている。
さらに、本展では、2024年にこの世を去ったドイツのアーティスト、レベッカ・ホルンによる《炎に包まれた8つの髪束》のほか、前衛的ないけばなに取り組んだ中川幸夫、写真家のホンマタカシなどの作品を紹介する。
展覧会「コレクション展3」
会期:2025年2月1日(土)〜5月11日(日)
[前期 2月1日(土)〜3月23日(日) / 後期 3月25日(火)〜5月11日(日)]
会場:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
開場時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※観覧券販売はいずれも閉場30分前まで
休場日:月曜日(2月24日(月・振)、5月5日(月・祝)は開場)、2月25日(火)、5月7日(水)
観覧料:一般 450円(360円)、大学生 310円(240円)、小学・中学・高校生 無料、65歳以上 360円
※( )内は20名以上の団体料金
※美術奨励の日(会期中の毎月第2土曜日(2月8日、3月8日、4月12日、5月10日):金沢市民は本展を無料で観覧可(証明書を要提示)
■出展作家
フランチェスコ・クレメンテ、ギムホンソック、ホンマタカシ、レべッカ・ホルン、鯉江真紀子、ラファエル・ロサノ=ヘメル、中川幸夫(後期)、中園孔二、ジュゼッペ・ペノーネ(後期)、鈴木ヒラク、リクリット・ティラヴァニ、保良雄(後期)
【問い合わせ先】
金沢21世紀美術館
TEL:076-220-2800