ホンマタカシは日本の写真家。モデルとなる対象との独特な距離感や冷めた色合い、感情を映し出さないクールな視線を特徴とする写真で有名。続く世代のフォトグラファーたちを牽引する作品を国内外で発表し続けている。 ホンマタカシは1962年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中に、広告制作会社ライトパブリシティに入社。80年代後半から広告やファッション誌を舞台に活動し始めたホンマタカシは、90年代初め、イギリスのロンドンへ渡り、先鋭的なカルチャー誌『i-D』で仕事をしながら、様々な方法で写真を制作。日本に帰国した後も雑誌メディアを中心に活動を続けながら、自身の作品をさまざまなシリーズにまとめ、99年には東京の郊外風景と人々を撮った写真集『東京郊外』で、木村伊兵衛写真賞を受賞。2011年から2012年にかけて、自身初の美術館での個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内3ヶ所の美術館で開催。2014年、ホンマタカシと田中義久、POSTの三者による共同プロジェクト「エド・ルシェへのオマージュシリーズ」をスタート。2020年には、大阪芸術大学に「丘」ができるまでの3年半の記録したドキュメンタリー映画『建築と時間と妹島和世』を監督。
10.12(土)~1.19(日) 開催中
...ションを与え続けている人物であり、ファーストコレクションの直接的な着想源のひとつとなっている写真家・ホンマタカシが手掛けている。...