杉本博司(Hiroshi Sugimoto)は写真家、現代美術作家。世界各地の美術館で個展を開催している。代表作に自然史博物館のジオラマを撮影した「ジオラマ」シリーズ(76年~)、全米の映画館などで撮影した「劇場」シリーズ (76年~)、世界各地の海を同じ手法で撮影した「海景」シリーズ(80年~)などがある。 「スタイアラズド スカルプチャー(Stylized Sculpture)」シリーズではマドレーヌ ヴィオネ、ガブリエル シャネル、クリストバル バレンシアガ、イヴ・サンローラン、三宅一生(イッセイミヤケ)、山本耀司(ヨウジヤマモト)、川久保玲(コム デ ギャルソン デザイナー)など、20世紀を代表するファッションをカメラの眼でとりなおした。 杉本博司(Hiroshi Sugimoto)は、1948年、東京に生まれる。立教大学経済学部卒業。その後アメリカに渡る。ロサンジェルスのアートセンター カレッジ オブ デザイン卒業後、74年よりニューヨーク在住。 2009年建築設計事務所「新素材研究所」を東京に開設、静岡県長泉町に IZU PHOTO MUSEUM を設計する。2011年、主宰する小田原文化財団が公益法人として認可され、財団の活動として「杉本文楽曾根崎心中付けたり観音廻り」を神奈川芸術劇場にて公演する。2012年、原美術館で展覧会「杉本博司 ハダカから被服へ」を開催。2016年、東京都写真美術館の総合開館20周年記念として「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展を開催する。
12.14(土)~5.18(日) 開催予定