企画展「プリズム—見えない光を捉えるアート」が、兵庫の姫路市立美術館にて、2024年4月27日(土)から6月23日(日)まで開催される。
企画展「プリズム—見えない光を捉えるアート」は、「光」をテーマに、姫路市立美術館の所蔵作品を紹介する展覧会だ。物理現象としての光だけにとどまらず、メタファーとしての光、そして時間や宇宙といった多様な視点から、約90点の作品を紹介する。
本展では、現代美術から工芸まで、さまざまな作品を紹介。ルネ・マグリットの《あの大きな鳥たちは宝島の鳥だ…》や杉本博司の《日本海、隠岐》といったコレクション作品を展示するばかりでなく、ガラス作品を手がける青野武市、佐々木類の2人を招待作家として迎える。
また、姫路や兵庫など、地域ゆかりの作家も。尾田龍や杉全直といった戦前・戦後の前衛作家、秋岡美帆や米田知子による写真作品、野村仁のインスタレーション作品などを展示する。とりわけ、招待作家・青野武市は、円盤状の器具でガラス表面に装飾を施す技法・グラヴィールの優れた技術を持っていた。本展では、姫路市書写の里・美術工芸館が所蔵する作品29点を目にすることができる。
企画展「プリズム—見えない光を捉えるアート」
会期:2024年4月27日(土)~6月23日(日)
会場:姫路市立美術館 企画展示室
住所:兵庫県姫路市本町68-25
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
観覧料:一般 700円(500円)、高校・大学生 400円(200円)、小・中学生 200円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
■出品作家
青野武市(招待作家)、秋岡美帆、ジェームズ・アンソール、尾田龍、佐々木類(招待作家)、杉全直、杉本博司、立花江津子、ポール・デルウォー、野村仁、ポール・ビューリ、ルネ・マグリット、松井紫朗、米田知子
【問い合わせ先】
姫路市立美術館
TEL:079-222-2288