「令和6年度国立美術館巡回展 写真をめぐる100年のものがたり 京都国立近代美術館コレクションを中心に」が、静岡市美術館にて、2024年10月4日(金)から11月17日(日)まで開催される。
「令和6年度国立美術館巡回展 写真をめぐる100年のものがたり 京都国立近代美術館コレクションを中心に」は、19世紀末から現在にいたるまでの写真表現の変遷をたどる展覧会だ。アルフレッド・スティーグリッツ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパ、トーマス・ルフ、木村伊兵衛、杉山博司、やなぎみわなど、68作家による約180点の作品を一堂に集めて展示する。
写真が誕生したのが、19世紀半ばのこと。本展では、19世紀末以降の写真表現の変遷に着目し、写真を芸術へと高めていったアメリカの写真家アルフレッド・スティーグリッツ、スナップショットの名手であるフランスのアンリ・カルティエ=ブレッソン、報道写真の領域で活躍したロバート・キャパ、W・ユージン・スミスなどを紹介する。
会場では、これらさまざまな作品とともに、近代以降における写真史を紹介。写真を芸術に近づけようとしたピクトリアリズムや、絵画的な表現ではなく被写体を率直に捉えるストレートフォトをはじめ、ドキュメンタリー、新即物主義、フォトジャーナリズムなどをたどりつつ、時代や社会の変化のなかで写真がどのように扱われてきたのかを探ってゆく。
本展の軸となるのが、日本の美術館で先駆けて大規模な写真コレクションを築いた、京都国立近代美術館の写真コレクションだ。約2,000点におよぶ同館所蔵の写真作品を中心に、東京国立近代美術館や国立国際美術館の作品を加え、良質なプリントを一挙公開する。
「令和6年度国立美術館巡回展 写真をめぐる100年のものがたり 京都国立近代美術館コレクションを中心に」
会期:2024年10月4日(金)〜11月17日(日)
会場:静岡市美術館
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3F
開館時間:10:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、高校生・大学生・70歳以上 900円(700円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障がい者手帳などの持参者および付添者(原則1名)は無料
※前売券は、8月10日(土)から10月3日(木)まで、静岡市美術館(窓口、オンラインチケット)、セブンチケット(セブンコード 106-233)、ローソンチケット(Lコード 41477)、チケットぴあ(Pコード 686-988)ほかにて販売
【問い合わせ先】
静岡市美術館
TEL:054-273-1515(代表)