第3章「アニメーションの世界を本物に」と、第4章「ジブリパークのつくりかた」では、アニメーションで表現してきたモチーフを立体的な形に呼び起こし、ジブリパークが完成に至るまでの流れを紹介。各エリアごとの制作過程やその裏側を知ることができる。
たとえば、「どんどこ森」を深堀りした空間では、『となりのトトロ』に登場するサツキとメイの家の施工計画や、柱の再現展示などを公開。
「もののけの里」に展示される“乙事主”のオブジェを1/20サイズにした模型や、“タタリ神”の一部の原寸大模型なども展開。また、ジブリパークで一際存在感を放つ「魔女の谷」の「ハウルの城」の模型も必見だ。煙突や配管などの一部をリアリティあふれる原寸大サンプルで展示している。
ジブリパーク内の「ジブリの大倉庫」で開催されている「ジブリのなりきり名場面展」の再現展示も登場。映画『千と千尋の神隠し』から、千尋とカオナシが電車にのる名シーンを再現した空間のほか、展覧会特別バージョンの“仕事に没頭する湯婆婆”の姿を見ることもできる。
さらに、『もののけ姫』に登場する山犬とヤックルをメリーゴーランドにしたファンシーな展示が、東京会場限定で初登場する。
グッズショップでは、「ジブリパークとジブリ展」のオリジナルグッズが豊富にラインナップ。中でも注目は、東京会場限定のネコバスピンズ。ネコバスの行先表示が“東京”になった特別なデザインをあしらっている。
このほか、「ジブリパークとジブリ展」限定グッズとして、ミニトトロのぬいぐるみや、カオナシの靴下、展覧会のビジュアルを描いたトートバッグなど、多彩なアイテムを取り揃えている。
スタジオジブリ作品には、映画『コクリコ坂から』など昭和を舞台にした作品があることにちなみ、東京会場限定で昭和の雰囲気を楽しみながら作品に想いを馳せることができるレストラン「昭和食堂船」がオープン。会場に隣接する水上施設「T-LOTUS M」を昭和の船上レストランに見立てた店となる。店内では、「昭和が薫るナポリタ~ン」や「昭和が漂うラ~メ~ン」などを味わうことができる。
なお、「ジブリパークとジブリ展」は長野県立美術館などでも開催されており、巡回展にあたる。
特別展「ジブリパークとジブリ展」
開催期間:2024年6月28日(金)~9月23日(月・祝)
開館時間:9:30~20:00(最終入場19:00)
※6月28日(金)は15:00開館、9月23日(月・祝)は12:30最終入場、14:00閉館。
会場:天王洲・寺田倉庫 B C HALL E HALL
住所:東京都品川区東品川2-1-3
<チケット情報>※日時指定予約制
発売日:2024年4月26日(金)10:00
■通常チケット 大人 1,900円、中・高校生 1,600円、小学生 1,200円
※未就学児は購入不要。特典付きチケット希望の場合は購入が必要。
※学生料金で入場の際は学生証を提示。
■特典付きチケット
・「昭和が薫るナポリタ~ン」または「昭和が漂うラ~メ~ン」付きチケット 大人 2,900円、中・高校生 2,600円、小学生 2,200円
※メニューは週替わりでの提供。入場時間の3時間後までに「昭和食堂船」に入ること。
※販売枚数は数量限定。16:00入場回までの販売。
・三鷹の森ジブリ美術館セット券 大人 2,900円、中・高校生 2,300円、小学生 1,600円、幼児 100円
発売日:2024年6月10日(月)10:00
・プリンスホテル 展覧会鑑賞券付きステイプラン
発売日:2024年4月26日(金)10:00
※料金は予約サイトにて案内。
・PETALS TOKYO 展覧会観覧券付き宿泊プラン
発売日:2024年4月26日(金)10:00
※料金は予約サイトにて案内。