『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』など大作からアート系作品まで手掛け、数々の賞に輝く鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作『毛皮のヴィーナス』(原題:「VENUS IN FUR」)が、2014年12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。
『毛皮のヴィーナス』は「マゾヒズム」の語源となったマゾッホによる伝説の自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」にインスパイアされて書かれた古典戯曲の映画化。性愛を描いた本作では、ポランスキー監督自身の妻であり、女優のエマニュエル・セニエが主演。これまでのヒロイン像とは明らかに一線を画す“ワンダ"という新感覚のキャラクターを演じる。
ガサツで厚かましい登場から、舞台に上がれば知性と気品溢れる女性へ、そして、圧倒的なパワーと妖艶な魅力で演出家を支配していく女性へと変貌していく様子は、観る者を虜にしていく。そして、彼女に翻弄され、服従することに悦びを見出すトマ役は「グランド・ブダペスト・ホテル」に出演したフランス人俳優マチュー・アマルリック。
映画『毛皮のヴィーナス』の公開を記念して、パスザバトン(PASS THE BATON)表参道店と丸の内店では、スペシャル企画を開催。2014年11月20日(木)から12月28日(日)までの間、毛皮のアイテムを購入または出品すると、先着でポスターやパンフレットなどの映画関連アイテムがプレゼントされる。さらに12月12日(金)からは、映画『毛皮のヴィーナス』とパスザバトンがコラボレーションしたバッグが発売。映画に合わせて、キャンペーンも見逃さないで。
【ストーリー】
オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダと、自信家で傲慢な演出家のトマ。がさつで厚かましくて、知性の欠片もないワンダは、手段を選ばず強引にオーディションをしてほしいと懇願し、トマは渋々彼女の演技に付き合うことに。ところが、演技を始めたワンダは、役を深く理解し、セリフも完璧。彼女を見下していたトマを惹きつけ、次第に立場が逆転し、圧倒的な優位に立っていく。2人だけのオーディションは熱を帯び、次第にトマは役を超えて、ワンダに支配されることに心酔していく…。
【映画詳細】
『毛皮のヴィーナス』(原題:「VENUS IN FUR」)
公開日:2014年12月20日(土)
監督・共同脚本:ロマン・ポランスキー(『戦場のピアニスト』 『ゴーストライター』 『おとなのけんか』)
出演:エマニュエル・セニエ(『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』 『潜水服は蝶の夢を見る』)、マチュー・アマルリック(『007 慰めの報酬』 『グランド・ブダペスト・ホテル』 『潜水服は蝶の夢を見る』)
原作:L・ザッヘル=マゾッホ(種村季弘 訳)「毛皮を着たヴィーナス」(河出文庫)
2013年/フランス/シネマスコープ/5.1ch/96分/原題:VENUS IN FUR/字幕翻訳:松浦美奈
提供:ショウゲート、ニューセレクト 配給:ショウゲート
(C)2013 R.P PRODUCTIONS – MONOLITH FILMS
【関連イベント詳細】
毛皮のヴィーナス×PASS THE BATON スペシャル企画
開催期間:2014年11月20日(木)~12月28日(日)
会場:パスザバトン表参道店、パスザバトン丸の内店
内容:毛皮のアイテムを購入または出品すると、先着で映画関連アイテム(B2サイズポスター、パンフレット、前売り特典リップ型ボールペンなど)がプレゼント。
※なくなり次第、終了。出品は、事前予約が必須。
TEL:03-6447-0708
■限定アイテム
毛皮のヴィーナス×パスザバトン 限定ペイントオーバーバッグ 1,400円+税