音楽イベントシリーズ「MODE 2024」が2024年6月1日(土)から6月9日(日)まで、東京都内の複数会場にて開催される。
「MODE 2024」は、実験音楽やオーディオビジュアル、パフォーミングアーツにフィーチャーしたイベントシリーズ。ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクションの「33-33」と、日本を拠点に実験的なアートや音楽プロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ「BLISS」が手掛けるものだ。
イベントには、世界で高い評価を得ているアーティストをはじめ、日本・アジアを拠点に国際的に活躍する8組のアーティストが参加。計4プログラム内にてパフォーマンスを披露する。
まずはじめに紹介するのは、6月1日(土)に表参道にて開催される「MODE 2024.06.01 at WALL&WALL」。本イベントでは、本来楽器ではない金属製品、電化製品、自然物などを通して生み出されるノイズミュージックや実験音楽に光を当てる。
青山の草月ホールでは、6月3日(月)と4日(火)の2日間、「MODE 2024.06.03 at Sogetsu Hall」を開催。初日は、作曲家のクリスチャン・マークレーやジャズボーカリストのフィル・ミントンら大物アーティストとのコラボレーションでも知られるチェリスト兼作曲家兼即興演奏家のオッキュン・リーが、演奏を行う。
草月ホールでの2日目は、日本でのパフォーマンスは初となるノルウェーのサックス奏者ベンディク・ギスケが出演。ディオール(DIOR)の2022-23年秋冬コレクションにて、ショーミュージックを担当した人物だ。加えて、日本を代表するフリー・ジャズ・サックス奏者でミジンコ研究科としての側面も持つ坂田明、過去にはルメール(LEMAIRE)とのコラボレーションアイテムを展開したイギリス出身のバンド・Tomagaのパーカッショニスト、ヴァレンティーナ・マガレッティらのパフォーマンスも楽しめる。
最後に、6月8日(土)と9日(日)2日間開催の「MODE 2024.06.08,09 SOUND CEREMONY at Ito House」を紹介。日本モダニズム建築を代表する建築家・吉村順三が、日本ピアノ階およびクラシック界の功労者・園田高弘のために建てた邸宅、伊藤邸にて、特別な音楽体験を楽しめるホームリスニングプログラムとなっている。当日は、世界中に会員を持つ実験音楽バー「バー・ナイチンゲール(Bar Nightingale)」による音楽に包まれる。お茶菓子と共に音楽に浸れるのも嬉しい。
【詳細】
「MODE 2024」
■「MODE 2024.06.01 at WALL&WALL」
公演日時:2024年6月1日(土) 17:00開場 / 17:30開演
会場:WALL&WALL(東京都港区南青山3-18-19 フェスタ表参道ビルB1階)
チケット料金:前売 5,000円(スタンディング)
■「MODE 2024.06.03 at Sogetsu Hall」
公演日時:2024年6月3日(月) 18:15開場 / 19:00開演
会場:草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)
チケット料金:前売 6,000円(全席自由)
■「MODE 2024.06.04 at Sogetsu Hall」
公演日時:2024年6月4日(火) 18:15開場 / 19:00開演
会場:草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)
チケット料金:前売 6,500円(全席自由)
■「MODE 2024.06.08,09 SOUND CEREMONY at Ito House (Former Takahiro Sonoda House)」
公演日時:2024年6月8日(土)・9日(日)
時間:9:30開場 / 9:45開演、12:00開場 / 12:15開演、14:30開場 / 14:45開演
会場:伊藤邸(旧園田高弘邸)
住所:非公開、目黒区某所
※1日3枠(時間指定あり)。事前にチケットを購入した者のみ参加可能。