フランスのポエティックでフリー、そしてエレガンスなジプシーテイストのブランド「マヌーシュ(Manoush)」。その2010-11A/Wコレクションは、サーカスからインスピレーションを受けた「Warm season under the circus tent(サーカスのテントで迎える温かい冬)」というテーマのもと、マヌーシュらしいキラキラとしてガーリーなスタイルを提案している。
ピエロをモチーフにしたアイテムと、ファーやレザー、ニットとうまくコーディネート。フリンジでフェミニンな印象があるが、ヴィンテージテイストのアイテムで甘すぎない大人のかわいらしさを表現。
今シーズンは、80年代のテイストをちりばめつつ、カラフルなフラワー、遊びのあるフォルムがポイント。秋冬のコレクションでは毎シーズン、ラビットファーやシープスキンを使用しているが、それに加え今回は、ウール、フランネル、キャンバスコート、ニットウエアには、アンゴラ、カシミヤ、明るいカラーのアクリル混素材を使用している。
カラーは、ブラック、オフホワイト、ピンク、パステルカラー(ライトグリーンや花びらのように淡いピンク)をメインにターコイズ、ゴールドなどを差し色に。
また今シーズンから、ランジェリーラインが新しく加わった。これはパリのランジェリーデザイナー、ヴァニーナ・ヴェスペリーニが手がけるブランド「Vannina Vesperini」とのコラボレーションで、大人のかわいいランジェリーとなっている。