特別展「大灯籠絵」が、福岡市博物館にて、024年9月13日(金)から11月4日(月・振)まで開催される。

福岡各所に伝わる“大灯籠絵”一堂に

福岡市内には、夏祭りに巨大な灯り「大灯籠(おおとうろう)」を飾る町が存在する。これらの大灯籠には、「大灯籠絵(おおとうろうえ)」が描かれている。およそ60点が確認されている大灯籠絵には、武者絵のほか、説話のいち場面や母子図など、さまざまな作例が見受けられる。

特別展「大灯籠絵」は、大灯籠絵に着目する展覧会。福岡県指定有形民俗文化財《大浜流灌頂(おおはまながれかんじょう)大灯籠》をはじめ、市内各所に伝わる大灯籠絵、写真のみが残る大灯籠などを紹介する。

また、大灯籠絵を手がけた絵師にも着目。大灯籠絵は、博多周辺で活動する浮世絵師や絵馬師が描いたものであった。本展では、一得斎高清や白水耕雲といった絵師の作例を通して、こうした絵師と福岡の年中行事、社会との関わりに光をあてる。

展覧会概要

特別展「大灯籠絵」
会期：2024年9月13日(金)～11月4日(月・振)
会場：福岡市博物館 特別展示室
住所：福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
開館時間：9:30～17:30(入館は17:00まで)
休館日：月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館し、翌平日に休館)
観覧料：一般 1,200円(1,000円)、高校・大学生 800円(600円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、7月12日(金)から9月12日(木)まで販売
※チケットは、ローソンチケット(Lコード 83598)、セブンチケットほかにて販売
※常設展示室・企画展示室もあわせて観覧可

【問い合わせせ先】
西日本新聞イベントサービス
TEL：092-711-5491(平日 9:30～17:30)