書籍「世界のパッチワーク 文化と伝統をつなぐ技法と作品コレクション」が2024年8月より発売。
異なる布片を縫い合わせて一つの布地を作る“パッチワーク”にフォーカスした書籍が登場。世界中の中から33か国のパッチワーク技法を厳選した。
ハギレはもちろん、羽根、ガラスビーズ、わたなど、さまざまな素材をつないで生まれる布の芸術品にフォーカスを当てディテールまで紹介。歴史や流行した当時の様子など、文化的背景にも触れながら、写真とともに視覚的に楽しく紹介する。
例えば、世界の中でも芸術的価値が高いパッチワークの一つとして数えられる、フランスのクルトポワントのページでは、クルトポワントの全盛期ともいえる、19世紀から20世紀初頭にかけての歴史に細やかに触れている。
他にも、日本のどんざ、メキシコのファルダ、パナマのモラ、カメルーンのドプ、コンゴのンチャク、シリアのダラア、インドのカンタ、トルクメニスタンのエレク…など、260点以上にも及ぶ、バリエーション豊かな世界のパッチワークを特集している。
【詳細】
書籍「世界のパッチワーク 文化と伝統をつなぐ技法と作品コレクション」3,960円
発売時期:2024年8月
著者:カトリーヌ・ルグラン
監修:石上美紀
翻訳:柴田里芽
仕様:B5変形 並製 総208頁