ブラン ワイエム(Blanc YM)の2024-25年秋冬コレクションから、コーデュロイのプルオーバーアウターやジャンプスーツが登場。

コーデュロイの中綿アウター＆ジャンプスーツ

ラインナップするのは、中綿入りのアウターとゆったりとしたワイドシルエットのジャンプスーツ。ハーフジップを配したプルオーバー型のアウターは、中綿をあしらうことで保温力を高めているだけでなく、特徴的な丸みのあるシルエットに仕上げた。裾のコードを絞ればシルエットのバランスを変えて着用することができるほか、襟先のボタンをとめて襟を立て、異なる印象で着ることもできる。

ジャンプスーツは、ブラン ワイエム定番のワイドシャツとワイドパンツをドッキングしたようなデザインの1着。贅沢に生地を用いて分量を持たせつつ、直線的な造形に仕上げた。ベルトを締めると、シャツをタックインした時のようなメリハリのあるシルエットを楽しめる。

静岡の職人とタッグ、柔らかなオリジナル生地のコーデュロイ

なお、アウター、ジャンプスーツのいずれも、畝の細いコーデュロイ生地を使ったモデルと太い畝のコーデュロイを使ったモデルの2種類を用意する。細畝・太畝ともに、デザイナーが産地である静岡・天竜地区に直接向かい、職人とタッグを組んで生み出したオリジナルのコーデュロイ生地だ。

細畝の生地は、一見無地のようにも見える極細の畝と程よい光沢感が特徴。通常はコーデュロイには用いない極細の糸を使用しており、熟練の職人の技術を駆使して上質なコーデュロイに仕上げている。また、パイルの表面の毛並みを美しくするため、生地の表面の毛を焼いて整える「毛焼き」と呼ばれる加工をプラス。さらに、多くの水量に恵まれた土地の特性を生かし、生地をしっかりと揉みこんで洗い込むことで、ふんわりとした柔らかな質感を生み出している。

一方、太畝のコーデュロイは、旧式のシャトル織機を用いて織りあげた独特の立体感が魅力。ドレープの浮かぶしなやかな質感で、優雅な佇まいと肌触りのよさを同時に感じられる生地となっている。細畝生地と同じく、仕上げに水洗いをしっかりとすることでソフトなテクスチャーに仕上げた。

【詳細】
ブラン ワイエム 2024-25年秋冬 コーデュロイアイテム
発売時期：2024年9月
展開店舗：アティック(宮城) 、プラス エイティ ワン(東京) 、クリークトウキョウ(東京)、シー ザ シー(東京)、ハンモック(岐阜)、フウク(愛知)、サイン(大阪)、レティクル(岡山)、プランクストア(福岡)、その他取扱店舗
※取扱いアイテムは店舗によって異なる。
・細畝コーデュロイ パデッド プルオーバー コート 83,600円
・太畝コーデュロイ パデッド プルオーバー コート 89,100円
・細畝コーデュロイ ジャンプスーツ 88,000円 ※2024年7月発売
・太畝コーデュロイ ジャンプスーツ 93,500円 ※2024年7月発売