企画展「明治を描く—壁画に挑んだ画家たち—」が、東京の明治神宮ミュージアムにて、2024年10月12日(土)から12月1日(日)まで開催される。
明治神宮外苑の中心的な施設である、聖徳記念絵画館。同館では、明治天皇とその皇后・昭憲皇太后の事績を描いた、当時の一流画家による巨大壁画80点を展示している。
これらの壁画の制作過程をまとめた資料が、「壁画謹製記録」だ。この記録は、2003年に未完成・未公刊資料として活字化・刊行されたものの、当時は全80点のうち日本画15点の原稿が欠落していた。しかし近年、15点分を含む記録草稿が発見され、すべての壁画の制作背景が明らかになった。
企画展「明治を描く—壁画に挑んだ画家たち—」では、日本画家・山口蓬春(やまぐち ほうしゅん)による《岩倉大使欧米派遣》の下図など、明治神宮が所蔵する壁画下図を公開するほか、「壁画謹製記録」の草稿とともに、壁画内に描かれた明治天皇御物や関係資料を紹介する。
企画展「明治を描く—壁画に挑んだ画家たち—」
会期:2024年10月12日(土)〜12月1日(日)
会場:明治神宮ミュージアム
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:木曜日
入館料:一般 1,000円、高校生以下・団体(20名以上) 900円
※障害者手帳の所持者は無料
※小学生未満無料(保護者同伴のこと)
※明治神宮崇敬会会員は無料
【問い合わせ先】
明治神宮ミュージアム
TEL:03-3379-5875